Economist のサイトに興味深い記事が載っていた。 テキサスへ流入する人口とシリコンバレーから流出する人口をグラフィカルに地図上に表したものだ。記事中で「これって別に真新しいことじゃないけど」と書かれているんだけど自分は知らなかったことなので書き留めておく。 さて、地図を見るとテキサスに多くの人が流れ込み、シリコンバレーからは逆に多くが流出していることが見て取れる。 テキサスでは所得税がなかったり、そのほかの生活コストがそもそも安く、逆にカリフォルニアでは税金や物価も含めて相当高額である。なので例えばカリフォルニアからテキサスに引っ越すだけで自分の所得が増える。このような事情からシリコンバレーを抜け出して北へ南へという途を辿る人は多いようだ。 これが即、例えばテキサスが次世代のシリコンバレーにつながるかというとそうではない。シリコンバレーの強みはやはりカネ、モノ、ヒトがうまくクラスタ
プログラミングというかIT系の本を買わなくなってかなり経つんだけど、こないだ久々に一冊買ってみた。「.fla2」という Flash 制作のためのアイデア集。ただし ActionScript や Flash の実装をこと細かく解説する技術書とは違って、この本を読むことでバリバリの Flash が作れるようになるというわけではない。むしろ企画時にあと一つ、何か物足りないというときに開くネタ帳としての性格のほうが濃いかもしれない。 .fla 2 ―Idea of Flash Creation― 作者: 新藤愛大,寺井周平,萩原俊矢,小山智彦,眞野東紗,小瀧和正出版社/メーカー: ワークスコーポレーション発売日: 2009/11/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (12件) を見る 本を買うことは殆どなくなったと書いたけど、その大きな理由が safarib
価値論的思考実験とVirtural Reality 伊勢田哲治(名古屋大学情報文化学部) Virtual Reality(以下VRと略)技術の近年の進歩は哲学者の関心を引きつけ、その結果VRをあ つかった哲学的論考もいくつかすでにあらわれている(ハイム1995, 松王2000など)。しか し、哲学におけるVR的思考実験と現実のVRの違いという点を十分に意識して書かれたものはあ まり見かけない。本稿では、特に、価値論の観点から、哲学的思考実験とVRの関わりについて 考察する。 本稿はかならずしもVR論ではなく、VRを通して哲学における思考実験について考える、という 趣旨の論文である。とはいえ、本稿の議論をきっかけにしてVRについて考察を深めることは可 能であろうし、そのあたりの読み方は読者にまかせることとする。 1 Virtual Realityとは何か 1−1工学的観点からのVRの概要
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く