白熱電球よりも消費電力が少ない、電球形蛍光灯は「エコな明かり」として注目を集めている。2008年は、国策として白熱電球から電球型蛍光灯へ切り替える方針が明らかになり、各メーカーの開発競争も激化するなど、まさに今、もっともホットな製品ジャンルの1つだ。 大掃除も控えたこの時期は、新しい明かりを導入するチャンス。だが、量販店ではあまりにも大量の製品が並び、なかなか自分の生活スタイルにあった製品を選ぶのが難しい。値段だけで選んだり、なんとなく好きなブランドを買う、なんて人も多いだろう。 そこで年末特集として、各メーカーの主要製品を一同に集め、明るさから省エネ性能、色味まで幅広い観点で比較テストを行なった。その結果、「電球なんてみんな同じじゃないの?」という、当初の予想を遙かに上回り、製品ごと個性があることがわかった。 第1回では、各製品の外観を比較する。かつて電球形蛍光灯は白熱電球と比べものにな
株式会社良品計画は、23日10時に新店舗「MUJI銀座松坂屋」を開店する。都心部の旗艦店としては「無印良品有楽町」「MUJI新宿」に次ぐ3店舗目。 住所は東京都中央区銀座6-10-1で、デパート「松坂屋銀座店」の地下2階にオープンする。最寄り駅は、地下鉄銀座線、日比谷線、丸ノ内線の銀座駅で、徒歩1分。売り場面積は436坪で、東京23区内では965坪の有楽町店に次ぐ規模となる。営業時間は10時半から20時まで。 特徴的な売り場としては、婦人向けの衣料品やスキンケア・アロマ商品を“リラクゼーション”という観点でまとめたコーナーや、靴やストッキングなど、足回りグッズを集めた「MUJI LEG」が設けられる。MUJI LEGの売り場は新宿店(5坪)よりも広い15坪となっており、またビジネス街という土地柄を考慮して、黒を基調とした製品が多数用意される。
株式会社良品計画は、7月26日にオープンするシネマコンプレックス「新宿ピカデリー」内に、「無印良品 新宿ピカデリー(仮称)」を出店、同日に開店する。営業時間は11時から21時。住所は新宿区新宿3-15-15。最寄り駅は、地下鉄副都心線・丸ノ内線・新宿線の新宿三丁目駅で徒歩1分。 新宿ピカデリーは「都心最大級」を謳う地上11階建ての大規模映画館で、このうち地下1階~地上2階部分が無印良品の店舗となる。売場面積は約1,429平方m。取扱アイテムの構成比は、通常の店舗で取り扱う商品が70%で、店舗限定商品が14%。残りの16%は、大型店舗限定のブランド「MUJI LABO(衣料品)」「REAL FURNITURE(インテリア用品)」の製品が販売される。また、靴下や靴、フットケア商品など、足回りに限定したグッズを取り扱う「MUJI LEG」コーナーも用意される。 このほか、野菜を中心としたメニュー
2007年度のグッドデザイン大賞では、三洋電気の「eneloop universeプロダクト群」が、最も優れた作品に贈られる大賞を受賞 長い混乱の後、2007年9月中間連結決算で、3期ぶりの黒字業績を発表した三洋電機。通期予想も上方修正するなど、ここへきて復活の兆しが見えてきている。 その三洋復活で鍵となっているのが同社のデザイン戦略だ。 「eneloop」以降、「Think GAIA,Think Design」というデザインアイデンティティーの下にドラム式洗濯乾燥機の「AQUA」など、新しい考えを反映した製品が増え始め、着実にブランドイメージを上げ始めた。 2006年に「eneloop」がグッドデザイン賞金賞を受賞、2007年に「eneloop universeプロダクト群」として栄誉ある大賞を受賞するなど、2005年以降、「デザインの三洋」としてのイメージも固めつつある。 そんな同社で
昨今、消費電力量の多い白熱電球から、より消費電力が低い電球型蛍光灯に切り替えようという動きをよく耳にする。 とはいえ、家に戻り部屋の灯りのスイッチを押した瞬間に、さっきまでいたオフィスや、人が行き来する駅、電車内を照らしていたのと同じ、白色蛍光灯が自分の部屋を煌々と照らし出すのがどうも苦手だ。 白熱灯が持つ、温かみのある落ち着いた光色こそ、くつろぎの部屋にふさわしい。あのポンワリとしたナス型の丸みを帯びた白熱灯のあの形こそ、エジソンの時代から人々に愛されてきた、明かりらしい、やさしいカタチだと感じている。 そこで消費電力も少なく、電球色のある、電球型蛍光灯である。1980年代に登場した電球型蛍光灯は、現在より小さく、軽く、形も白熱灯に近いものに進化した。光色も電球色が当たり前のようにラインナップに加わっている。 かつて、電球色の電球型蛍光灯が登場した時、白熱灯好きとして思わず飛びついて購入
環境問題には関心があるほうだ。スーパーなどで回収されている牛乳パックも生鮮食品が入っている白いトレーも洗って、リサイクルに出している。電気も水道も無駄な使用は避けたい。ただ、無駄だなぁと思いつつもやめられないことがあった。それがスーパーのレジ袋だ。 ここ数年、環境問題への関心の高まりもあって、スーパーのレジ袋をやめようという運動はますます盛んになってきている。レジ袋を使わない人にはスタンプカードを渡して、金券や商品と交換できるスーパーもたくさんある。スーパーでオリジナルのショッピングバックを出しているところも多い。 それでも私はスーパーのレジ袋を使い続けてきた。それには理由がある。まず、私が買い物に行くのは会社の帰りが多いということ。行くときにはまとめ買いをすることが多く、レジ袋2~3袋を使って自宅に持ち帰ると言うことだ。 職場に持って行くバックの中に忍ばせておける、小さくて収納力のあるシ
掃除機やトースター、電気ポットにコーヒーメーカーなど、小物家電のブランドとして、量販店などでも馴染み深いブランドになってきているエレクトロラックス。北欧はスウェーデンを拠点とする同社製品は、これまでも欧州的なデザインテイストとシンプルな使いやすさで、世界一厳しいと言われる日本の家電市場に食い込んできた。 そのエレクトロラックスは、世界的に見ると洗濯機や調理器具などの大型家電やビルトインタイプの家電製品メーカーとしての地位を確立している。日本でも業務用を中心に洗濯機、乾燥機ビジネスを展開。さらに家庭向けのビルトイン冷蔵庫、洗濯機、調理器などをエレクトロラックスおよびAEG-Electroluxのブランドで展開している。 特にビルトイン機器のAEG-Electroluxは、機能的で洗練された欧州テイストあふれるデザインと高い信頼性で、こだわり派のユーザーからの注目を集めている。 今回は世界7カ
現在、家電製品において、機能と同等、時にはそれ以上に注目されるのがデザインだ。質の高いデザインは、著名なデザイナーが手がけるいわゆる“デザイン家電”にとどまらず、家電製品一般に求められる要素となってきている。 そこでこのコーナーでは、メーカーの現場で働くデザイナーは何を考え、どのようにして製品に形を与えているのかを不定期連載でお伝えする予定だ。「ここに話を聞いて欲しい」「こういうことを聞いて欲しい」などの声を編集部までぜひお寄せいただきたい。(編集部) 奇抜さがもてはやされた一時の「デザイン家電」ブームも一段落し、最近では時間が経っても色褪せない、より本質的なデザインへの理解が広まりつつある。 素朴かつ本質的なデザイン――日本には27年間、それにこだわってきたブランドがある。今や「MUJI」の名で、世界中の人々に愛されている「無印良品」だ。 今回、長年にわたり同ブランドのデザインを監督して
梅雨時に向けてバスルームのリフレッシュを図っている。前回、汚れていた浴槽のフタを交換し、雰囲気を変えることができた。 次は、やはり汚れて疲れが見える洗面器とイスを交換する番だ。 まず洗面器だが、ずっと欲しい製品があったので、迷わずそれを購入した。岩谷マテリアルの「RETTO ユテオケ」だ。以前は、積水ライフテックが販売していた製品なのだが、2006年に岩谷マテリアルに事業が譲渡されている。 これは、通常の洗面器よりも一回り小さい。そして、高くなったフチの部分に穴が開いており、そこを持つことで、手おけとしても使えるという製品だ。これまで大きめの洗面器と手おけのセットで使っていたものが1つにできる。 しかし、本当のことを言えば、それは後付の理由だ。なんといっても曲線で構成された全体の形と、清潔な白い素材に一目惚れし、買う機会を待っていたのだ。 Amazon.co.jpでの購入価格は、1,575
無印良品(株式会社良品計画)の「KJ-R071」は、発売されたばかりのサーキュレーターだ。 オンラインでの直販価格は2,500円、送料が525円だった。なお、本製品の製造はツインバード工業株式会社と取扱説明書に明記されていた。 サーキュレーターは、部屋の空気を撹拌する器具で、とくに冷暖房時に天井と床の温度の差が大きいときに有効だ。そのため、風も直線的で、風量も強めになっている。 到着したKJ-R071は、サーキュレーターの中でも、一番小さな部類でファンは1つだ。 操作部分は、ファンの後方にある回転式のスイッチ1つだけで、OFF/強/中/弱の3段階になっている。OFFの次が強というのは、サーキュレーターでは時々ある配置だ。 本体サイズは小さく、280×160×280mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kgしかない。ファンの直径も20cmプラスαというところだが、回転数が高く、風量は大きい
部屋のインテリアにこだわろうとした際、電源ケーブルというのは何かと目障りな存在だ。 予定では家具をイイ感じに配置できるはずだったのに、実際にやってみたところ電源ケーブルやコンセントタップが家具の間を這い回り、オシャレな雰囲気もぶち壊し。そんな経験を持つ人は多いだろう。いやむしろ、そうでないケースのほうが少ないかもしれない。 それならば、いっそケーブルやタップ自体もインテリアの一部として調和が取れるようにしてしまおう、という発想で作られたのが、今回紹介するideacoの「tapBox(タップボックス)」である。この製品は、キューブ状の本体の内側にコンセント口を持っており、差込口が外部からは見えないようになったコンセントタップだ。楽天市場での購入価格は3,045円だった。 ● 4個口のタップ。ACアダプタは基本的に非対応 製品本体は、およそ11センチ角の立方体で、内部は空洞になっている。天井部
無印良品(株式会社良品計画)の「トラベル用アイロン A-MJ210」は、持ち運びが簡単な小型のアイロンだ。4月末に発売が開始された製品で、無印良品のネットショップでは、3,499円で購入できる。 ハンドルを外すと、本体を収納するカバーとなるのが特徴。この機構により、使用時のサイズが70×152×98(幅×奥行き×高さ)なのに対し、収納時は78×158×39mm(同)と、コンパクト化できる。 また、200・240Vと、100・120Vを切り替えるスイッチが備えられており、海外でも使用可能。そのほか、ヨーロッパで普及されている丸ピン型コンセントに対応するプラグや、本体を入れるポーチも付属する。旅行の際にカバンに忍ばせておくと便利だろう。 本体重量は約400g。100V時の定格消費電力は80W。
食器洗い乾燥機(以下、食洗機)を使ってみた。 以前に使ったこともなかったし、使っている人の話をじかに聞いたこともない。 ゼロからのスタートだ。 初めて買って使ってみて気づいたこと、意外だったことなど、この数カ月の経験をレポートする。 ● 洗濯は機械化されている。皿洗いはどうですか そもそもは、夫の発案だった。 彼は普通に家事能力がある人間で、妻が留守をすると、ちゃんと洗濯して、料理して、皿を洗って暮らすことができる人だ。 その夫が、ある日言い出した。 「洗濯には洗濯機があるのに、皿洗いが同様に機械化されないのは不都合だよ。買おうよ」。 実は今までにも、何度か食洗機導入のチャンスと言うか、きっかけはあった。 それは、2人でマンション探しをしていたころ始まった。 物件に据え付け、あるいはオプションとしてついてくるのである。それをマンションの営業の人は、しばしば大プッシュするのだった。新築物件に
食器洗い乾燥機(食洗機)は、なかなかブレイクしきれずにいる生活家電だ。高価な生活家電が市場を賑わす最近にあっても、市場全体で前年割れが続いている。 約60%のシェアを持つナショナルが「子育て家電」のキャッチフレーズのもと、市場を牽引している一方、ほかのメーカーはというと、新製品のリリースが2年近くなかったり、あるいは食洗機事業から撤退していたりと、寂しい状況が続いていた。 そんな中、2006年夏、東芝が送り出した新機種が「DWS-600A」だ。DWS-600Aは、スチームで汚れをはがす機能や、業界最速という59分の洗浄/乾燥運転がウリになっている。 今回は、初めて食洗機を購入するという視点で、本機をレビューしたい。
カセットガスコンロは、鍋物には欠かせない製品だ。春になっても、焼き肉やすき焼きなど、季節を問わずに活躍する機会は多い。 カセットガスコンロは、鍋の下でひっそりと働く縁の下の力持ち的存在だが、中には主役が張れるほど美しい製品もある。今回、紹介する岩谷産業株式会社のアモルフォシリーズは、その代表的な存在だ。 アモルフォシリーズの最新機種は2Nで、メーカー希望小売価格は21,000円と、カセットガスコンロとしては破格の値段だ。Amazon.co.jpでの購入価格は13,600円だった。これでも、2~3,000円から購入できるカセットガスコンロとしては、並外れた価格と言って良いだろう。 アモルフォの最大の特徴は、なんと言ってもデザインにある。 ステンレスを使った1枚板のトッププレートに、丸いバーナーと、鍋を載せる4つの五徳だけが生えている。五徳もアルミダイキャストだ。カセットガスのカバーもトッププ
会場入口では、'58年に生まれたホンタの原付バイク「スーパーカブ」と、'77年のヤマハ「ZEQ/Passol」がお出迎え 未来のデザインの展望をテーマとした展示会「Good Design, Good Life ~日本のデザイン」が3月30日より、東京・六本木の東京ミッドタウンにて開催する。主催は東京ミッドタウン・デザインハブ。'50年代から現在までに生まれた日本の家電製品・生活用品など、100点の製品を公開する。会場は東京ミッドタウン内のミッドタウン・タワー5階。会期は5月6日まで。営業時間は11時~19時。入場は無料。 27日、報道関係者向けに先駆けて会場が公開された。展示は、'50年代から現代まで3つの時間軸に分けて、日本が生み出したデザインを振り返る内容になっている。1つめは「日本のデザインの起動」として、'50~'70年代から高度経済成長に至るまでの製品を展示。東芝の炊飯器「RC-
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