前年から売上倍増、黒字IPOを果たした IPOが続くシリコンバレーのユニコーンたち。ライドシェアリングサービスのLyftや画像共有サイトPinterestに続き、4月にIPOしたのがビデオ会議ツールを手がけるZoomだ。 一般的にアメリカのSaaSスタートアップが赤字で上場するのに対し、Zoomは黒字で上場を果たした。2018年度の売上は3億3000万ドルに達し、前年売上の約1億5000万ドルから倍増と急速な成長を遂げている。 Zoomは誰もが簡単に利用できるビデオ会議ツールを提供している。Zoomが他のビデオ会議ツールやソフトウェアと異なるのは、高い利便性だ。URLやダイアルインを付与さえすれば、アカウントを持っていない人でも会議に参加できる。スクリーンシェアも簡単にワンクリックで可能。また一度にミーティングに100人が参加、1000人以上が出席してもコネクションが切れにくく、クリアな音
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