dポイントかPontaか 決済事業でドコモとauの戦いが激化――2社の決算を読み解く:石野純也のMobile Eye(1/2 ページ) NTTドコモとKDDIの第3四半期決算が出そろった。2社とも、料金値下げや純増数の低下に伴い、通信料収入は減少傾向にある。ドコモは第3四半期までの累計で、通信事業の売上高が2兆8059億円で1994億円の減収に見舞われた。営業利益も6514億円で、減益の幅は1158億円と大きい。KDDIは通信事業単体の業績を開示していないが、パーソナルセグメントの伸びをけん引しているのは非通信事業の「ライフデザイン事業」だ。両社とも、特に好調なのは、ポイントも含む金融・決済事業で、2社の戦いが激化しつつあることがうかがえる。
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