ClipmarksのEric Goldsteinとそのチームがメールでのインタビューに応じてくれた(2006年2月8日)。 Clipmarksはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。 Clipmarksは、ウェブページ上にある情報の断片を、ページ全体をブックマークせずにクリップして、タグをつけることを可能にする無料サービスです(編集部注:このクリップされた情報を「クリップマーク」と呼んでいます)。 ウェブ上の情報が多くなるにつれて、その意味を理解するのを助けるツールが必要になると、われわれは考えています。Clipmarksはこのサービスで、個人の情報の整理とコミュニティ内でのソリューションの発見を両立させます。整理のためのツールとしては、どんなウェブページの断片でもクリップできて、タグ付けや保存も可能にしたという点で、ブックマークの機能を大きく超えています。コミュニティ
ハリケーンカトリーナやスマトラ島沖大地震などの自然災害の様子を伝える映像を見ていると、被災者や救援チームにとってインターネットへのアクセスなどはとても最優先で必要となる要素だとは思えないだろう。ところがTechnologyRescue.comを運営するSteve Hargadon氏の体験によると、カトリーナやリタなどのハリケーン、あるいは最近の事例で言えばオーストラリアを襲った熱帯性低気圧ラリーの被災者にとって、同氏の構築したパブリックWebキオスクが非常に有益に機能したのである。 そもそもHargadon氏が専門としているのは、小規模企業や学校向けのLinuxシンクライアントであり、既存のPC群とSANハードドライブをダム端末として活用し、旧式化したWindowsネットワークを高速、低コスト、ウィルスフリーなワークステーション群にリフォームする手法を得意としていた。そしてHargadon
アメリカの1996年電気通信法ができて10年になる。当初は、通信業界の規制を緩和すると同時に「ネットワーク要素のアンバンドリング」によって競争を促進しようという目的でつくられた法律だが、10年たった今、その成果はほとんど上がっていない。ネット・バブルの時期には多くのCLEC(競争的地域通信事業者)が参入したが、そのほとんどの経営は破綻し、アメリカはブロードバンドでは大きく立ち後れている。 その原因は、本書も指摘するように、規制によって競争を作り出すことはできないということに尽きる。特に通信設備はILEC(既存地域通信事業者)の私有財産であるため、ILECがアンバンドル規制を「財産権の侵害だ」とする訴訟が相次ぎ、多くのケースでFCCが敗訴したため、規制の実行はきわめて困難になった。結果的には、FCCはアンバンドル規制をほとんど放棄し、現在アメリカのブロードバンドのインフラのうちILEC以外
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