この半年ほど Ruby を使っていて思うのは、コーディング量が少なくてすむし、プログラム言語的な手触りが良いし、まず作ってみてどれくらい感動できるソフトなのかを確認しながらソフトウェアの仕様自体を見直してスパイラルでつくっていくという開発プロセスも取りやすいし、ライブラリも揃ってきているし、Ruby on Rails のバランス感覚はすばらしいし、といったことである。そういう意味では大絶賛なのである。 それでも、普段 Java をメインで使っていて、時々 Ruby にスイッチすると顔をしかめてしまうような猛烈なストレスに襲われるのは、標準的で、無料で、安定しており、好みに合わせてカスタマイズでき、リファクタリング機能 *1をサポートした IDE が存在しないからである。 もちろんこれは言語そのものの問題ではないが、結果的には、使用する言語を選択する際に、要求の変化などの外部的な変化には強く
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