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2009年9月11日のブックマーク (3件)

  • DESIGN IT! : テクパブ部門の行く末はいかに?

    2009年8月12日 掲載 Bob Boiko /ボブ・ボイコ Metatorial Services Inc.設立者/代表取締役、ワシントン大学 情報学部教員 私はここアメリカで、危機に瀕している、あるいは瀕しつつあるテクニカルパブリケーション部門をたくさん知っている。テクニカルライティングは他国へ外部委託されつつある仕事だ。そこでは極めて有能な人たちが、嬉々として、しかも非常に低賃金でその仕事を行う。さらに、年々これらの部門の予算は削減される傾向にもある。スケジュールは圧縮され、そしてオーバーワークとエンジニア部門からもたらされるべき有用な情報の欠如により、品質が犠牲となっている。彼らが複雑な製品についての複雑な発行物を依頼され、企業が販売中の無限で多様な製品1 つひとつについて対応するよう求められるうちに、このすべての問題が発生してくる。 テクニカルパブリケーション部門の人々は、

  • DESIGN IT! : テクニカルコミュニケーションにおける、コンテンツマネジメントの新たな挑戦

    2009年8月12日 掲載 Judy Ramey /ジュディ・ラメイ ワシントン大学 テクニカルコミュニケーションにおいて最も一般的な活動は、プロダクトに添付されるドキュメントを作成することである。コンテンツマネジメントのためのツールや戦略をドキュメントの作成に用いることは、テクニカルコミュニケーターにとってたいへん取り組み甲斐のある問題を解決してきた。しかし同時に、異なるオーディエンスのニーズに合わせてコンテンツをいかに修正すればよいのか、複雑なユーザタスクに対するガイドをどのように作成すればよいのかといった、新しい問題も提起している。 テクニカルコミュニケーションでは、オーディエンスを分析することや、質的に異なるオーディエンスのニーズに合わせてコンテンツをカスタマイズすることが活動の中心となる。 オーディエンスが単に専門知識(初心者、熟練者)や職務(データ入力者、証券アナリスト)のレ

  • DESIGN IT! : CMS+IA のデザインに向けて (2):IAや Web ディレクターが DITA から学べること

    DESIGN IT! Forum 2009 のキーワードは「DITA」。 技術仕様や XML 規格、と表現されることもあるが、DITA の質は技術ではなく、情報の再利用を促進するためのアーキテクチャの標準である、という点だと筆者は考える。技術者ではなくても、利用中の CMS が XML に対応していなくても、DITA から学ぶべき点は多いのだ。 今回は、Web の情報設計に関わるIAや Web ディレクター、ライター、編集者にとって DITA は何を意味するのかを考察してみよう。 Web とオンラインマニュアルの共通点 Web コンテンツとデジタル化されたヘルプやマニュアルの制作・管理は、共通点が多い。 PCのモニタやデバイスの液晶のような解像度が低く小さな画面では、じっくり読んだりページを素早くめくることができない。従来の印刷物と同じように長く書いても読まれないため、ぱっと見で理解でき