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ブックマーク / thinkit.co.jp (16)

  • システム構造の可視化と改善

    前回は、システム・モデルを作成することの重要性を解説した。今回は、システムのモデル化を表現する手段である「SysML」と、モデルの品質を確認する手段である「DSM」(Dependency Structure Matrix)を紹介する。DSMの説明に際しては、"良いシステム構造"と"悪いシステム構造"を対比させながら、製品の品質を高める方法について示す。 製品の品質を確保する手段として、システム構造の可視化が重要である。製品は、個々の独立した機能部品(モジュール)が積み重なって構成されている。独立したもの(モジュール)を連携させるために、これらを接続するインタフェースが必要になる。インタフェースを規定し、個々のモジュールに分割するルールを決めているのが、アーキテクチャである。 航空宇宙や造船系の開発では、システム・エンジニアリングの考え方に沿って、大規模・複雑化した製品設計に対して、モジュー

  • [Think IT] 第1回:結構良さそうだぞHTML 5! (1/3)

    【即実践!HTML+CSS】ポストWebコーディング 第1回:結構良さそうだぞHTML 5! 著者:吉田 光利 公開日:2008/04/07(月) HTML 5時代はすぐそこまで来ている! HTML 5と聞いたとき、皆さんはどう思ったでしょうか。 筆者の場合は「え?HTML 5?また覚えなきゃいけないことが出てくるの?」「もうHTMLはいいだろ」「今あるサイトはどうなっちゃうの?」「W3Cの勧告なんてあてにならないからなぁ」などというネガティブな感じです。 しかし、HTML 5について学んでいくと「おお!結構良さそうだぞHTML 5」「これは来るな!」という気持ちに変わりました。 2010年の正式勧告される予定で、そこに向かってすごいスピードで広がっています。もしかしたら、それくらいの時期には定着しているのではないかと筆者は考えています。なぜならばあのInternet Exploreもこの

  • [Think IT] 第2回:なぜTracの導入に失敗するのか? (1/3)

    【バグ管理の作法】Trac徹底活用! 第2回:なぜTracの導入に失敗するのか? 著者:masuidrive 公開日:2007/12/13(木) Tracの導入現場の今 「第1回:なぜバグ管理システムを使うのか?」でも紹介したように、TracはSubversionと連携するオープンソースのバグ管理システム(BTS:Bug Tracking System)だ。Ruby on Railsなど多くのオープンソースプロジェクトで利用されており、最近では商業開発でもっとも多く使われているツールの1つになっている。 その一方で、Tracの導入効果が出ていないケースも多々ある。それはなぜだろうか? Tracの肝は「チケット管理」の運用にある! Tracにはコンテンツを管理するシステムとしてのWiki、Subversionなどのバージョン管理システムのファイルをWebから閲覧するための「リポジトリブラウザ

  • [ThinkIT] 第4回:アプリケーションに組み込む (1/4)

    それではJasperReportsを使用した出力プログラムについて見て行きましょう。第3回で作成した見積書を顧客名付きで出力するプログラムについて説明します。なお、ここで紹介するプログラムの白文字部分は環境に応じて変更してください。 見積書を顧客名付きで出力 import java.sql.*; import java.util.*; import net.sf.jasperreports.engine.*; /** * JasperReportのサンプル * * コンパイル〜データのバインド〜出力の全ステップを行う */ public class JasperSample1 { public static void main(String[] args) { // テンプレートXMLファイルのパス String templatePath = "./template/estimate.jr

  • [ThinkIT] 第1回:開発ドキュメント体系と業務フロー (1/4)

    ソフトウェア業界の仕事は、下請け・孫請けのピラミッド構成となることが多く、常駐・派遣型のビジネスがかなりのパーセンテージを占めています。そんな中、他の業界と同じように、下請け脱却を目指して"一括請負"で仕事を引き受けたいとする会社もあります。 その志は善しとしましょう。しかし、肝心の"実力"が伴っていないと発注者も受託者もお互いに手痛い目に遭います。ここで言う"実力"とは、単なる技術力のことではありません。スケジュール管理や品質管理、コスト管理などのプロジェクト管理の技術・体制を社内で持っているかどうかが成否の鍵となるのです。 筆者の会社は創立11年目なのですが、創業以来「常駐・派遣の仕事はやらない!」という起業時のポリシーを貫いて来ました。C/SやWebのシステム開発を主体としているのですが、10年間の中では当然(?)、いくつかの失敗プロジェクトもありました。その苦い経験の中で「成功率と

  • 「Nagios」「Hobbit」「ZABBIX」「Hinemos」を徹底比較 | Think IT(シンクイット)

    コストメリットを確保するオープンソース/フリーソフトウェア 近年、IAサーバの価格が非常に安価になり、LinuxWindowsを用いたシステムが普及しています。IAサーバを採用したシステムでは、ス ケールアウトを行うように設計することでハードウェアのコストメリットが生まれます。しかし管理するサーバ台数が増加してしまうため、管理コストはそれに 反して増加する傾向があります。 システム全体を効率よく管理するためには、まずサーバのハードウェアリソースやネットワーク、OS、アプリケーションなどの状態を適切に把握できる ことが重要になります。そのため、常にシステムの稼働状況のデータを収集・監視する「監視システム」が必要とされています。 大規模システムではシステムを監視するために、大手ソフトウェアベンダーが販売する統合管理ツールを用いたり、データセンターが提供する監視サービ スを利用することが一般的

  • [Think IT] 【これならわかる!JavaScript/Ajax】やりなおしのJavaScript

    南カリフォルニア大学や(豪)ボンド大学のビジネススクールで経営学を学び、MBA取得。 現在、有限会社グローバルイーネットワーク代表取締役、デジタルハリウッド講師(PHP,Ajax)、AllWebクリエイター塾講師(Ajax)。実務で学んだことを教育の現場に反映させたいという希望から、プログラミングのオンライン講座や「WEBサイト制作者に役立つ参考サイト」を運営(http://www.studynet.jp/portal/)。 有限会社グローバルイーネットワーク:http://www.genet.jp/

  • [Think IT] 【即実践!HTML+CSS】チームによるWeb制作の現場

    アートディレクター webデザイナーを経て現在イー・アクセス株式会社AOLJAPANポータルサイトのアートディレクター。 http://www.jp.aol.com/

  • [Think IT] 【OS-1グランプリ】読者が選ぶ!最強サーバOS!第1回:結果発表!栄冠はどのOSに? (1/3)

    OS-1グランプリ、最強サーバOSを決定せよ! 6月の特集1は「OS-1グランプリ」、数あるサーバOSの中からいくつかをピックアップし、さまざまな角度から解説してきた。おかげさまで、サーバOSを取り上げたどの記事も安定的な人気を得ることができ、読者の皆さまからも記事評価にさまざまなコメントをいただいた(読者の声と編集部からの回答はこちら(http://www.impressit.co.jp/inside/))。 最終日となる日はいよいよ最強サーバOSを決定しよう!最強サーバOSを決定するのは、読者の皆さまからいただいたアンケート結果だ。ここであらためて今回実施したアンケートについて紹介しておこう。質問の内容については、図1を参照してほしい。 今回の有効回答件数は、482件!自由コメントの欄にもさまざまなご意見をいただき、大変貴重なデータを得ることができた。編集部より、あらためて読者の皆さ

  • 文章表現の技術は誰にでも求められるか

    文章表現はライター・ディレクターだけのスキルではない ディレクターはディレクション全般、デザイナーはデザイン、コーダーはコーディング、プログラマーはプログラミング…。ほとんどのWeb制作現場において、作業は完全分業制が主流です。ただ、すべてのWebページ制作が分業で進むかというと、正直なところ、なかなかそういうケースばかりではありません。コストや納期、制作する側のリソースなどの事情から、1人のスタッフがやむなく複数の作業を幅広くこなさなければならないケースが多いのも事実です。そうした場合、たとえ専門外の分野でも自分の責任範囲として作業しなくてはならなくなります。 このように、サッカーの世界でよく使われる言葉、「ポリバレント(複数のポジションをこなす能力)」が求められるのがWebの制作現場です。ただ、テキスト制作に関する工程は、案件のさまざまな事情から専門のライターが起用されなかった場合、デ

  • [ThinkIT] 第2回:Subversionによるバージョン管理(前編) (1/3)

    今回は、Subversionによるバージョン管理方法とウノウでの導入事例について前編と後編にわけて紹介していきます。 Subversionとは、無償で利用できるバージョン管理システムです。現在もオープンソースで活発に開発が進んでおり、執筆時点の最新バージョンは1.4.2となります。バージョン管理システムとは、ソースコードや仕様書などを含むドキュメントなど、時間とともに内容が変化するファイルを管理するシステムの総称です。 Subversionと同じようなバージョン管理システムとしては、CVS(Concurrent Version System)が有名ですが、SubversionではこのCVSで使いにくかった点を改良した次世代バージョン管理システムというコンセプトで開発が続けらています。筆者が実際にどちらも利用してみた結論として、導入をおすすめするバージョン管理システムは、やはり「Subver

  • ERの基礎知識とツールの活用法

    前回からデータモデリング全体の利用法が理解できたかと思います。今回はデータモデリングの中身の話に入り、ERの基礎知識とツールの活用方法について解説します。データ中心設計(DOA)の基礎となるERについて、ぜひマスターしてください。 ERの醍醐味はリレーションです。リレーションの線がなければERはただの箱(エンティティ)の羅列で、無味乾燥したものになります。エンティティとエンティティの関係が一目であらわされることがER図の意義なのです。 ERのリレーションには依存型と非依存型があります。親エンティティがなければ子エンティティが存在できないものが依存型リレーション、親がなくとも子が独立して存在できるものが非依存型リレーションです。 図1はSQL ServerのサンプルデータベースNorthwindをリバースしたER図の一部です。 「受注」と「受注明細」の関係は、依存/非依存のどちらでしょうか。

  • 最新版Ubuntu登場

    デスクトップOSとして浸透したUbuntu 6月特集「OS-1グランプリ」の木曜日は、エンタープライズ市場での活用も始まり、ますます注目が集まるUbuntuだ。執筆はUbuntu Japanese Teamの代表、Jun Kobayashiこと小林 準氏だ!Ubuntuをこよなく愛し、その普及のため、講演活動、書籍執筆などを精力的にこなす小林氏。日語版Ubuntuや充実したWikiなどは彼の努力のたまものなのだ!では、小林氏どうぞ! Ubuntuは、デスクトップOSとして注目されてきたLinuxディストリビューションです。 最近になって、日でもUbuntuが大きく取り上げられるようになってきました。昨年より、Ubuntuを取り上げた書籍やムック、雑誌が多く出版されていますし、WebでもUbuntuについての記事は増え続けています。 一方、海外では以前よりUbuntuが高く評価されてきま

  • [Think IT] 一気に覚えるPHP!

    オープンソース時代の企業システムポータルサイト。効率的なシステム構築を行うための情報提供をおこないます。

  • [ThinkIT] 第1回:アーンド・バリュー法の解説書であるPMBOK (1/3)

    IT業界を主として、ここ3年ほどの間にPMBOK(注1)やPMP(注2)は大きな広がりを見せました。またPMI(プロジェクトマネジメント協会)の会員数とPMPの資格取得者は急激に増加しています。 ※注1: PMBOK: アメリカの非営利団体PMI(Project Management Institute)が策定したプロジェクトマネジメントの知識体系を記述したものであり、事実上の標準として世界中で広く受け入れられている。 官公庁や大手の開発においても、PMP資格取得者によるプロジェクトマネジメントを義務づける場合も多くなってきました。また顧客側情報システム部の担当者などもPMPを取得するようになり、営業担当者が顧客側の情報システム部と開発企業側の開発部との初期段階の橋渡しを行うためにPMP資格を取得するということもあります。筆者が講師をしている大手SIerPMP試験対策講座でも、営業担当者

  • [ThinkIT] 第6回:BPR実践の秘訣(前編) (1/3)

    これまで多くの企業や公共機関がBPRに取り組んでおり、注目される成功事例もあるが失敗事例も少なくない。「これまでの常識にとらわれず、従来のやり方を払拭して抜的に業務プロセスを見直して刷新する」このようにいうのは簡単だが、実際にBPRを担当するとなると気が重い。抵抗勢力はあちこちにいる。 なぜなら、誰しもがそう簡単に仕事のやり方は変えられないし、変えたくもないからだ。そのため、BPRの担当者は手を着けられる小さなことからはじめることが多い。 しかし、連載を通して見れば理解していただけると思うが、小手先だけの対応では改革の効果はそれほど期待できないのも事実だ。 BPR実践における基的なスタンスは、「成果を重視して、その実現方法や手段を任せる」ことにある。要するに、成果をだせれば実施方法や手段を問わない、事務手続なども従来と異なって構わない。むしろよりよい成果がだせるのであれば積極的に業務

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