横山典弘騎手をゲストにお迎えしての対談。“ポツン騎乗”について語った第1回は、大変大きな反響をいただきました。ありがとうございました。 今週からは、編集部が選んだ横山典弘騎手の神騎乗について、種明かしをしていただきます。今回取り上げるレースは「セイウンスカイで制した1998年の菊花賞」。スペシャルウィークやキングヘイローを抑えての、伝説の逃げ切り勝利。なんと、勝因はこのレースの中にはないと言います。はたして、その真相とは? (取材・構成=不破由妃子) 武史騎手も菊花賞を勝利、そこには数々の共通点が ──では、さっそく横山典弘騎手の神騎乗を振り返ってまいりましょう! netkeiba編集部員が選ぶ神騎乗ベスト1は、セイウンスカイで制した1998年の菊花賞です。これは伝説といっていい逃げ切りでしたよね。 佑介 2枠4番だったんですね。京都3000mの内枠って、少しでも遅れたら行けないから、逃げ