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ブックマーク / econ101.jp (6)

  • ノア・スミス「インフレ退治で供給側政策に頼ってはいけないよ(2021年8月14日)

    [Noah Smith, “Don’t rely on supply-side policy to fight inflation,” Noahpinion, August 14, 2021] モノを安くするのは結構.でも,インフレでほんとに大事なのはそこじゃないよ. 〔アメリカでの〕インフレが永続的なものなのか一時的なものなのかをめぐる論争が続いてる.論争の軸になっているのは,このところの物価水準上昇が全般的上昇なのか,それとも,木材や自動車などごく一握りの品目の上昇なのかって点だ(これが全般的な上昇だとしたら,いま政府が経済にお金を注ぎ込みすぎているのだと多くの人は考えてる.他方で,一握りの品目だけが上昇してるのだとしたら,おそらくはパンデミック後の各種供給ボトルネックが生じてるだけなんだろう).この論争での掛け金は,すごく高くつくかもしれない.いまみんながいるのが70年代型の状況だと

    ノア・スミス「インフレ退治で供給側政策に頼ってはいけないよ(2021年8月14日)
    allezvous
    allezvous 2021/09/02
    インフレだからって安易に価格を操作せず期待のコントロールをしよう!ってことだが、金利操作は言及せんでいいんか
  • ピーター・ターチン「公衆衛生政策はCOVID-19を止めるのにどのくらい効果的か」(2020年3月23日)

    [Peter Turchin, “How Effective Are Public Health Measures in Stopping Covid-19?“, Cliodynamica, March 23, 2020] 読者の多くが知っているように、私はウィーンにあるComplexity Science Hub (CSH)で研究グループのリーダーの地位を引き受けることになった(同時に引き続きコネチカット大学の教授でもあるので、今私はコネチカットにいる)。 1週間前、オーストリア政府はCSHにCOVID-19の流行に対応するより良い政策を策定する助けになるような研究を行うように依頼した。それに、私は政府が実際に科学者に手助けを求める(そして、そのような手助けをすぐに行うことができる研究機関をもっている)ことはとても素晴らしいことに思える。いずれにせよ、CSHは一旦他の研究をやめて、全ての

    ピーター・ターチン「公衆衛生政策はCOVID-19を止めるのにどのくらい効果的か」(2020年3月23日)
    allezvous
    allezvous 2020/04/02
    韓国は大邱を除くと患者は単調増加らしいので、数字をそのまま突っ込むのは危ないのではなかろうか https://twitter.com/kym7224/status/1244560257956876288
  • ポール・クルーグマン「量的緩和が格差を開いているって批判について」

    Paul Krugman, “Blaming the Fed,” Krugman & Co., November 7, 2014. [“Notes on Easy Money and Inequality,” The Conscience of a Liberal, October 25, 2014] 量的緩和が格差を開いているって批判について by ポール・クルーグマン Gabriella Demczuk/The New York Times Syndicate ウィリアム・D・コゥハンがジャネット・イェレンFRB議長を攻撃した先日の『ニューヨーク・タイムズ』コラムについて,ぼくのところにもいくらか怒りのメールが届いてる.コゥハンによると,イェレンは,量的緩和によって所得格差をいっそう大きくしたってことになってる.コゥハン氏も,メールの送り主たちも,このつながりは確立された事実だと受け取

    ポール・クルーグマン「量的緩和が格差を開いているって批判について」
    allezvous
    allezvous 2014/11/10
    格差拡大と底上げは一応別々に発生するんで…
  • タイラー・コーエン「白人アメリカ人は奴隷制とその遺産からどれだけ利益を得たのか」

    Tyler Cowen”How much have white Americans benefited from slavery and its legacy?” (Marginal Revolution, May 25, 2014) 補償に関するタナシー・コーツのエッセイについて、多くの人が議論している。エズラ・クラインがこの論議を次のように要約している。 コーツが示しているのは、自らのために複利の力を手にしようと、白人によるアメリカは数百年にも渡って殺傷兵器や人種差別的法律、偏った裁判所や居住地隔離を用いてきたということだ。彼が何度も繰り返し使っている単語は「略奪」である。白人によるアメリカは、アフリカアメリカ人の働きを盗むことによってその富を築き、そしてそれが違法となってからはアフリカアメリカ人の働きと芽生え始めた彼らの富を略奪することでさらに富を増した。そして次には、決定的なこ

    タイラー・コーエン「白人アメリカ人は奴隷制とその遺産からどれだけ利益を得たのか」
    allezvous
    allezvous 2014/05/28
    好意的に読むと、やっても儲からないから奴隷制はやめましょうねという趣旨。悪意を持って読むと、奴隷に補償する金はないから泣き寝入りしろという趣旨。
  • ラルス・クリステンセン 「ヒットラーを権力の座に押し上げたのはハイパーインフレではなくデフレである」(2013年11月17日)

    ●Lars Christensen, “Deflation – not hyperinflation – brought Hitler to power”(The Market Monetarist, November 17, 2013) 2か月ほど前のことだが、マシュー・オブライエン(Matthew O’Brien)がアトランティック紙で次のように語っている。 ハイパーインフレーションから、ヒットラーの台頭までは、一直線を引くことができる [1] 訳注;一直線を引くことができる=ハイパーインフレがヒットラーの台頭をもたらした、という意味。。そのことは、誰もが知っている。しかし、この件に関しては、誰もが知っていることは、実は間違いなのだ。ナチスが権力の座に就いたのは、物価が4日ごとに倍になった(pdfハイパーインフレの時期(1923年)――ナチスはこの時期にも権力の獲得を目指していたが、

    ラルス・クリステンセン 「ヒットラーを権力の座に押し上げたのはハイパーインフレではなくデフレである」(2013年11月17日)
    allezvous
    allezvous 2013/11/18
    ハイパーインフレは1924年に収束して大恐慌まではしばらく安定期なのだった。/日本はどうかというと…デフレ以前に議会の自爆かなあ。
  • 残念なTPP反対論 « 経済学101

    TPPについては時期を逸した感があるが、何やら不思議な文章が京都から流れてきたので紹介。 藤井聡:TPPに反し続ける事が,日国民としての正しき真っ当な善き振る舞いである タイトルからして近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが、「TPP参加は,経済学的にも政治学的にも,そして倫理学的にも全く不当な判断であることが論証できる」などとあるので軽く突っ込んでみる。 第一に,TPPは国益に叶うものでなければなりません.国益とは,特定の人々の利益を言うのではなく,日国家全体,日国民全体にとっての利益をいうものです.つまり,日の国民国家全体にとってのメリットとデメリットの双方を勘案して,総合的に判断しなければなりません.そしてメリットは輸出を増やすことですが… 第一弾は経済学的な論証だ。国益が国民全体についての利益であることはその通りだろうが、そのメリットは輸出を増やすことではない。日人が頑張っ

    allezvous
    allezvous 2011/11/11
    アメリカのほうも、日本が農業分野で足引っ張るくらいなら途中で抜けてもらった方がいいと思ってるはず。
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