■ 日本の革命? 2009年09月01日付アル・ハヤート紙(イギリス)HPコラム面 【ハージム・サーギーヤ】 観測者、コメンテーターたちの見解によれば、日本で投票箱を通じて起きたことは《革命》なのか? イエスでありノーである。 イエスの部分は、1955年以来、その与党支配が11カ月を超えて途切れた事のなかった《自由民主党》が総選挙で敗北したこと。実際、《日本民主党》に308議席を許し119議席しか得なかったというのは大きな違いである(国会議席は480)。それ以前は、民主の112に対し自民党議席は303だったのだから。 こうして、日本で《第二次大戦後》と呼ばれた長い時期、自民党がその象徴であった時期は終了した。そのかつての盟友イタリアで《キリスト教民主党》が去ったのと同様に。 しかしながら、勝利政党、民主党はそのイデオロギー的方向性において自民党と大差ない。前者は後者から分岐した政党であり、