札幌・北署は13日、所属する研究室の准教授を殴りけがをさせたとして、傷害の疑いで札幌市北区北、北海道大大学院生、望月鉄也容疑者(32)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年4月10日、大学の研究室で男性准教授(38)の顔を数回殴打し、約1カ月のけがを負わせた疑い。 北署によると、望月容疑者はものを投げ付けるなどの行動を理由に研究室への出入りを禁じられており、退室させようとした准教授と口論になった。調べに対し「知らない」と供述しているという。
札幌・北署は13日、所属する研究室の准教授を殴りけがをさせたとして、傷害の疑いで札幌市北区北、北海道大大学院生、望月鉄也容疑者(32)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年4月10日、大学の研究室で男性准教授(38)の顔を数回殴打し、約1カ月のけがを負わせた疑い。 北署によると、望月容疑者はものを投げ付けるなどの行動を理由に研究室への出入りを禁じられており、退室させようとした准教授と口論になった。調べに対し「知らない」と供述しているという。
中国中央テレビによると、中国河南省文物局は27日、同省安陽市安陽県で、後漢末期の武将で三国時代(3世紀)の魏の基礎をつくり、「三国志の英雄」として知られる曹操(155〜220年)の陵墓を発見したと発表した。 陵墓からは60歳前後とみられる男性の遺骨が見つかり、専門家による暫定的な鑑定結果によると、60代で死亡した曹操本人のものだという。曹操の陵墓の所在地をめぐっては諸説あり、これまで特定されていなかった。今回の発見で、曹操に関する謎が解明されるのではと期待されている。 陵墓は面積約740平方メートル。二つの墓室などがあり、鉄剣や水晶、石碑などの埋葬品が200点以上出土した。曹操を示す「魏武王」と刻まれた銘文も含まれ、曹操の陵墓だと示す根拠の一つになったという。(共同)「将軍の子は将軍。三国志みたい」と世襲批判
ロイター通信によると、イラク南部マイサン県のファッカ油田をイラン軍が18日に占拠したとされることについて、イラク政府のダバグ報道官は同日、「主権侵害だ」と非難、イランに即時撤退を要求した。一方、国営イラン石油公社は同日、占拠を否定する声明を出した。 ダバグ報道官は、平和的な解決を求めると述べ、撤退の期限やイラン側が応じなかったときの対応などについては言及しなかった。 イラン側の声明は「イランの兵士はイラク国内のどの油田も占拠していない」としている。イラン軍などの正式見解は報じられていない。 イラクのハファジ内務副大臣によると、ファッカ油田は両国の係争地にあり、ここ数日イラン軍が越境を繰り返していたという。(共同)
米国人の女子大生(21)がエジプトから陸路でイスラエル入りする際に検問所で執拗(しつよう)に尋問された末、パソコンに銃弾3発を撃ち込まれて破壊されたことを、19日までに自身のブログで写真付きで公表した。イスラエルの入国検査はたびたび行き過ぎが批判されている。 ブログは11月30日付。女子大生がエジプト東部タバからイスラエルに陸路で入国する際、国境警察が約2時間にわたり「どこに行くのか」「ボーイフレンドはいるか」「それはアラブ人かエジプト人かパレスチナ人か」などと尋問したという。 その後「乗客の疑わしい荷物を爆破する必要があります。銃声がしますがご心配なく」と場内アナウンスが流れたかと思うと、別の場所に連れて行かれ「申し訳ないが、あなたのパソコンを爆破した」と告げられた。実際には3発の銃弾を受け破壊されていたという。(共同)
アフガニスタンの和解と平和に関する国際会議でスタネクザイ大統領顧問(左手前)らと会談する岡田克也外相(右手前)=25日夕、外務省 アフガニスタンや周辺諸国の代表を招き、23日から都内で開かれていたアフガンの和解と平和に関する国際会議(主催・世界宗教者平和会議など)は最終日の25日、「アフガン和平構築で日本は中心的役割を果たすべきだ」などとする提言書をまとめ、岡田克也外相に手渡した。 会議は、アフガンから反政府武装勢力タリバンとの和平交渉を担当するスタネクザイ大統領顧問らを招き、非公開で開催された。提言は、和平交渉進展に向けて、タリバンに一定の影響力があるとされるサウジアラビアのアブドラ国王らの協力を期待し、イスラム諸国の一層の関与を要求。 タリバンメンバーが和解に応じて暴力を放棄すれば、タリバン幹部らの資産凍結を命じた国連安全保障理事会決議からメンバーの氏名を削除するよう国連に求めた。(共
ドイツ東部ドレスデンで7月、「テロリスト」などと侮辱されたとして近所のドイツ人の男を告訴していたエジプト人女性が、訴えを審理中の法廷で男に刺殺された。この事件で殺人罪などに問われた男の公判が10月26日、同じドレスデンの裁判所で始まり、男が出廷。検察側は動機として、男の人種差別的な思想を指摘した。エジプトなどイスラム諸国では事件後、ドイツに対する非難が高まっており、ドイツ当局側も、裁判の行方次第では反ドイツの動きが加速する恐れがあると神経をとがらせている。(大内清)素顔を見せず この日の初公判。目深にかぶった野球帽の上にフードをかぶり、サングラスとマスクを着けて完全に顔を隠して入廷した男が、両手両足を厳重に拘束されて被告人席に座った。ロシア生まれのドイツ人で、名前はアレックス・ビーンズ(28)。 裁判は、ビーンズ被告がサングラスをはずすことをかたくなに拒否し、裁判官から50ユーロ(約67
小麦の収穫作業。茶色く色づいた麦畑の奥には、緑色の水田が広がる。昨年度のカロリーベースの自給率は、小麦が14%、米は96%だった=6月、栃木県小山市(矢島康弘撮影) 41%−。農林水産省が今年8月に発表した平成20年度の日本の食料自給率(カロリーベース)だ。農水省は食料安全保障の立場から、自給率アップの必要性を説き、「50%以上がのぞましい」との目標を掲げている。「食料安保」という言葉から「飢餓」や「飢え」という言葉が連想されるが、果たして食料自給率41%という数値は低いのだろうか。そもそもカロリーベースの食料自給率は「食料安保」の指標としていいのだろうか−。 自給率の意味 「カロリーベースの食料自給率は何も意味していない」と断言するのは、東京大学大学院農学生命科学研究科の川島博之准教授だ。農水省の農業環境技術研究所で9年間にわたり食料問題を研究してきた川島准教授は、世界の食料危機自体を否
【ニューデリー=田北真樹子】不正問題で混迷を極めたアフガニスタン大統領選挙は、カルザイ大統領の再選の正当性を担保するために国際社会が求めた決選投票が、予定されていた7日を目前にして中止となり、再選が決まるという展開で幕を閉じた。ここに至るまでの過程でカルザイ氏は求心力を失った。今後5年間の政権運営は困難を強いられるとみられ、「ポスト・カルザイ」探しもからみ、アフガン情勢は厳しい局面が続きそうだ。 汚職の蔓延(まんえん)によって、国民からは「カルザイ氏の支持者や官僚ばかりが甘い汁を吸っている」といった不満が広がる。イスラム原理主義勢力タリバンは一時、弱体化したが、息を吹き返し脅威を増している。こうした状況を背景に、投票率は2004年大統領選の約70%から、今回の第1回投票では約38%に激減。カルザイ政権への期待の低下は明らかだった。 地元筋によると、大統領選にあたって米国などは、「カルザイ氏
【ニューデリー=田北真樹子】アフガニスタン選挙管理委員会は2日、7日に予定されていた大統領選の決選投票を中止し、唯一の候補者となっていた現職カルザイ大統領が再選したと宣言した。対抗馬のアブドラ元外相が1日に決選投票への不参加を表明したことから、選管は投票を実施するか対応を協議していた。 ロディン選管委員長は記者会見で「カルザイ氏は第1回投票(8月)での勝者であり、決選投票の唯一の候補者だ」と説明した。決選投票を中止した理由として(1)イスラム原理主義勢力タリバンによる選挙妨害のためのテロ行為が多発している(2)投票を実施するために膨大な費用がかかる−などを挙げた。 アフガン憲法には、決選投票で候補者が辞退した場合の明確な規定がない。このため、選管は決選投票を経ずにカルザイ氏が勝利することの合法性についても検討したものとみられる。 決選投票をめぐり選管は1日の段階で、アブドラ氏の立候補取り下
出雲国府跡(松江市大草町、国史跡)で、奈良−平安時代の公文書と書状の一部とみられる漆(うるし)紙(がみ)文書が出土し、15日、島根県埋蔵文化財調査センターが発表した。戸籍から抜き出した男性の名前などが書かれた文書の断片3点。西日本の国府跡からの出土は珍しいという。 文書は国府政庁跡の約100メートルにあった穴から、土器片や獣骨などと一緒に出土。文書には奈良、平安時代にまたがる年号「延暦」(782〜805年)のほか、当時の出雲地方に多い「日置(へき)」と推定される姓に続き、名の「真梶(まかじ)」などの墨書跡が赤外線写真で判明した。 当時は、容器に入れた漆の乾燥を防ぐため、紙で蓋(ふた)をしていた。この蓋に、使い古した文書を使用することが多く、この文書に漆がしみこみ、腐食しなかった場合、漆紙文書として発掘調査などで見つかるケースがまれにある。 佐藤信・東大大学院教授(日本史)の話「この時期は、
歴史好きの女性(歴女)による「武将萌(も)え」など、武将をアイドルとしてとらえる“軟派”な風潮に疑義を唱える声がにわかに上がっている。お堅いイメージのある歴史雑誌が部数を伸ばしているほか、歴史好きが集うバーが人気を集め、真摯(しんし)で活発な歴史談義が交わされている。時代は「歴女」から硬派な「歴士」に取って代わるのか? 毎週水曜午後6時過ぎ。東京・神田小川町のバー「渡部商店」に、一見共通点のなさそうな老若男女が集まってくる。カウンターのみ15席ほどの店内は、歴史をめぐる話題でもちきりだ。次第に客席に座りきれない酔客が店外にあふれ、自然と立ち飲みとなる。 経営者の渡部麗(りょう)さん(35)によると、もともとごく普通のバーだったが、趣味が高じて約2年前から「歴史バー」として開放した。口コミやインターネットを通じて話題になり、各地から歴史ファンが訪れる名スポットとなっていった。 渡部さんは「ネ
インタファクス通信などによると、ロシア最高裁は3日、対チェチェン政策を厳しく批判した女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさんの殺害事件について、検察当局に捜査のやり直しを命じた。 事件では元警官ら3人が殺人罪に問われ、モスクワの裁判所は2月に全員を無罪としたが、最高裁は6月、無罪判決を取り消して審理を差し戻した。遺族は捜査に問題があるとし、真犯人を訴追するよう再捜査を求めていた。 検察当局は3日、実行犯として行方を追っている男を逮捕してから、元警官ら3人と併せて裁判にかける方針を表明。事件の審理は当面、中断される見通しとなった。 ポリトコフスカヤさんは2006年10月、モスクワの自宅アパートのエレベーター内で射殺され、欧米で「報道の自由への抑圧」と批判された。(共同)
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは2日までに、中央アジアのトルクメニスタン政府が外国の私立大学に留学しようとする国民の渡航を禁じていると非難、国際社会が圧力をかけるよう呼び掛ける声明を発表した。 独裁体制を敷くベルドイムハメドフ大統領が、欧米型の民主主義運動に染まるのを嫌ったとの推測も出ている。 声明によると、トルクメニスタン当局は7月以降、新たな渡航規則が導入されたとして米国、トルコなどの大学に入学しようとした学生数百人の出国を認めなかった。 その後、旧ソ連圏の国立大に留学する学生の出国を容認。だが、私立大希望の学生は、隠れて入学すれば両親が投獄されると脅されたという。 大統領は12月に日本を訪問する予定。(共同)
――鳩山代表がニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した論文で、アジア中心の経済・安保体制の構築を強調していることが、米国内で現実的でないという批判を受けている。こうした批判についてどう答えるか 「まずお答えしておきますけれども、寄稿したわけではありません。どこかで勝手に寄稿したというふうに書いてありますが、寄稿したわけではありません。『VOICE』という雑誌に載ったものを、その新聞社が一部を、抜粋をして載せたものだと。そのようであります。したがって、寄稿したという事実はありません。しかし、中身が一部、ゆがめられて、というか、一部だけとらえられて書かれていると。私自身が書いたものは決してグローバリゼーションの負の部分だけを、申しあげるつもりはなかったと。負もあり、正の部分というものも当然あると。グローバリゼーションというのはそういうものだと思っています。したがって決して反米的な考え方を示したもので
日産EV車「リーフ」充電に課題、改造「デロリアン」から探る (1/3ページ) 2009.8.31 12:36 1985年に米国で公開された映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、クリストファー・ロイド演じる「ドク」はガソリン車「DMC−12(通称:デロリアン)」をプルトニウムで動くように改造したものの、燃料の調達に苦労することとなった。中国新聞社広告局広告営業部課長の藤井智康さんも、マイカーのデロリアンをEV(電気自動車)に改造した後、同じ問題に直面している。 悩みの種について藤井さんは「マンション住まいで駐車場にコンセントがないため、自宅で充電できないこと」と語る。マンションの管理組合にコンセント設置を要望しているものの、「なかなか理解を得られない」という。 藤井さんの1981年型DMC−12に搭載されているリチウムイオン電池は充電に4時間かかるため、運転は週末に限られ、充電するとき
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