マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)郊外にあるイマム・ティルミジ(Al-Imam al-Tirmizi)モスクで発見された切断されたブタの頭を処理する警官(2010年1月27日撮影)。(c)AFP/Saeed KHAN 【1月28日 AFP】イスラム教徒と非イスラム教徒の間で対立が増すマレーシアのモスクで27日、イスラム教徒が「不浄な動物」とみなすブタ4頭分の頭が、切断された状態で置かれているのが発見された。 現地警察発表によると、首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)郊外のモスク2か所の庭で、同国ではよく見かける野生のブタの頭が見つかった。 マレーシアでは、キリスト教系紙がアラビア語で神を表す「アラー」の語を使用したことをめぐり、宗教間の緊張が高まっており、これまでにキリスト教の教会11か所、モスクなどイスラム教の礼拝施設3か所が攻撃されている。 警察お