FC版、ドラゴンクエストII 最大五十二文字という、あきれるほど長い復活の呪文を何度となく間違えながら、日本中がロンダルキアを目指していた時期がありました。 確かに、その当時ドラクエに匹敵するRPGはありませんでした。 それでも、当時の熱狂ぶりはすごかったです。 今でも、ドラクエIIをやりたいという欲求に駆られることがあります。 どこがそんなにすごかったのか、当時の記憶を振り返ってみます。 パーティー Iでは一人だったプレイヤーキャラが、IIでは3人になった。 それだけでも画期的なことですが、当時の私たちは、ほとんど会話メッセージの出ない二人の仲間を、実に生き生きと感じていたように思う。 まず、IIの最初の難関。 サマルトリアの王子はどこへ行った。 散々探し回って、会えた言葉が「いやー探しましたよ」である。 腹立たしいより先に、あきれ果てた覚えがある。 王子の妹曰く「ウチのお兄ちゃんって割