1日午後、和歌山県が、携帯電話のメールを利用して、和歌山県沖で大きな津波を観測したとする誤った情報を2回にわたって配信するミスがあり、県内の自治体などが確認に追われたほか、避難を始める住民もいました。県は訂正のメールを送るとともに原因を調べています。 さらに、午後3時1分ごろには、「和歌山県沖にて観測される津波が更に大きくなっています」という情報を配信しました。 しかし、気象台によりますと、和歌山県沖で地震や津波は観測されておらず、県は誤った情報だったとして、1回目の配信から1時間以上たったあとに訂正のメールを送りました。 和歌山県では去年11月、NTTドコモの「エリアメール」やKDDIとソフトバンクの「緊急速報メール」を利用して、津波の情報を自動的に配信するシステムの運用を始めたばかりで、県によりますと、誤った情報は県内全域の携帯電話の利用者に配信されたということです。 この結果、県内の