日産自動車は、電気自動車『日産リーフ』に、特別仕様車「X Vセレクション」を設定し、7月25日より発売する。 日産リーフX Vセレクションは、40kWhバッテリー搭載車の「X」グレードをベースに、運転支援技術「プロパイロット」や「インテリジェント アラウンドビューモニター」などの先進安全技術と、17インチアルミホイールを標準装備とし、購入しやすい価格とした。 プロパイロットは、高速道路における単一車線での運転支援技術で、渋滞走行と、長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をシステムがサポートし、ドライバーの疲労やストレスを軽減する。 またインテリジェント アラウンドビューモニターは、クルマを上空から見下ろしているかのような映像をディスプレイ画面に表示することで、ひと目でクルマの周囲の状況を把握でき、安全性と利便性を高める。 価格は386万8560円。 《纐纈
25日開催の「北京モーターショー16」を前にトヨタは、24日、北京市郊外にあるイベントホール「751D・PARK」で、中国市場で展開する様々な技術の紹介と、今後の車種構成について報道陣に説明した。 発表されたのは、新型『カローラ』『レビン』の両車に、2018年、プラグインハイブリッド車(PHV)を投入だ。新型カローラ、レビンは2015年より販売を開始し、以来、累計4万台を販売して生産が受注に追いつかない状態が続いている。トヨタはその人気車種に現地開発を行っているハイブリッド技術を搭載したPHV技術を導入する。 大気汚染が深刻な中国ではエコカーへの関心が着実に高まっており、その機運の中、トヨタもPHVの販売増によってこれに応える。トヨタはこれまでハイブリッド車(HV)を中国市場向けに投入してきたが、HVはエコカーとして恩恵を受けることができていなかった。PHVならその恩恵を受けることができ、
自動車メーカーにあるまじき不正行為ディーゼルエンジン(DE)の排ガス規制に対し、独フォルクスワーゲン(VW)が自動車メーカーにあるまじき不正行為を行い、世界に大きな波紋を投じている。日本ではマツダのSKYACTIV技術によるDE車が評価を得てその復活が進んでいるだけに、影響が懸念される。だが、良くも悪しくもディーゼルへの注目が高まるので、同社の革新的なDE技術への認知が広まる機会ともなりそうだ。 この事件を受けて念のためマツダに問い合わせると、VWが不正を行った排ガス性能を制御するようなソフトは、当然のことながら「搭載していない」(国内広報部)。さらに世界各国・地域での排ガスなどの審査についても適正な認証を得ていると強調する。 VW事件の震源地である米国でのマツダ車の販売は、1-6月で前年を2%上回り堅調に推移している。また、北米へのDE車は「発売を検討している段階」(同)と未投入なので、
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