ffmpegをインストールしようとしたら、なにやらちょうど一年前あたり、大規模なforkが起こったらしい。いまや、ffmpegとlibavに分裂している。forkは自由なソフトウェアではいたって普通の出来事だ。大抵の場合、開発者の間での意見の不一致により起こる自然な現象だ。自由なソフトウェアであれば、fork自体はそれほど悪いことではない。どちらも自由であるので、双方の開発者がIRCやMLで広角泡を飛ばしながら喧嘩しつつ、何事もなかったかのように相手のコードをこちらのコードベースにマージできる。なぜならば、どちらも自由なソフトウェアという共通点を持っているからだ。 しかし、ffmpegは、だいぶ巨大なソフトウェアだ。おそらく、現時点でこれ以上にでかい動画と音声のソフトウェアは、mplayerしかあるまい。mplayerはffmpegを包括しつつ、さらに変態的なことをしている。これについては
主に仕事で、ffmpegやVLCのようなOSSを利用して、動画をデコードしたりエンコードすることがちょくちょくあるのですが、 そういうのを使ったときにMEPG-LAの保有している特許プールに突っ込むことにならないのか、気になったのでこの際ハッキリさせておくことにしました。 ffmpegの見解 MPEG-LA は、Apple、Microsoft、Fujitsu、Sony等等等といった名立たる企業が名を連ねたLLCで、MPEG2コーデック、MPEG2-Systems、H264/AVC等、動画にまつわる多数の特許を保持しています。 当然、ffmpeg等を利用して動画をデコード・エンコードできる能力を備えたソフトウェアを提供するときにも、これらの特許が問題になってくる可能性があります。 ffmpeg自体はボランティアで開発されており、MPEG-LAにライセンス料を支払う収入源があるとは思えないにも
私達の使うアプリケーションは色々な音を出します。通知やエラーを知らせる効果音、たまにジングル (短かい音楽) を鳴らすものもあります。好みや事情によって無効にしている人も少なくないと思いますが、個人的には鳴らせるときには鳴らす方が好みです。なので、毎日使うアプリケーションのひとつであるシェルからも音が出ると楽しいのではないかと思います。例えば、コマンドを実行するときに効果音を出してみたり、失敗したとき ($? -ne 0) には悲しい感じの音が出るとか。もっと発展させて、状況に応じてリアルタイムにサウンドを作り出すとか。 そんな「音の鳴るシェル」作りの一環として、今回はコマンド実行の前後で音を出す方法を考えてみます。どうすればコマンドを叩くタイミングで任意の処理を実行できるのでしょう。1年くらい前に シェルを操作する 記事を書きました。この方法ではシェルの入出力を操作できますが、シェル上で
こんにちは。デザイナーのid:takuwologです。去年の11月にカスタムダッシュボードをリニューアルし、直感的に作成・編集でき、グラフ以外の情報も表示できるようにしました。そこでこの記事ではカスタムダッシュボードリニューアルにおけるデザインアプローチをご紹介します。 視覚言語とユーザーテスト カスタムダッシュボードリニューアルのデザインアプローチにおけるトピックは大きく分けて2つあります。 1つは視覚言語についてです。MackerelはUIが良いと言われますが、その理由の1つにMackerelの視覚言語が関係していると考えています。視覚言語の詳しい話は後述しますが、UIは視覚言語の組み合せで成り立つことが多いです。なので複数ある視覚言語を一定のルールのもと使用し、ユーザーに一貫した体験を提供することが「UIが良い」と言われる結果に繋がると思っています。カスタムダッシュボードのリニューア
仕事での1対1の日程調整を楽にしてくれるアプリです。Web、iOS、Androidの各プラットホームに対応したアプリがあるのでサクサク使えるはずかと。 ありがたい事にライフハッカーにも掲載された。 実はリリースしたのは去年の10月なんだけど、しばらくAndroidアプリでログインできない不具合があった。この不具合のせいで複数のレビュー1をつけられてしまったのは痛かった。。。内部テスト大事。 2. なぜ作ったか?仕事の面接やミーティングの日程調整がとても面倒だったから。特に、スマホのチャットでの日程調整は地獄的に辛い。 こういった問題を解決する日程調整ツールは国内外にいろいろあるのだけれど、下記をすべて満たすものがなかった。 ・webだけでなくスマホアプリも存在する ・Googleカレンダーと連携する ・予定の候補をいくつかこちらで指定して送ることができる ・予定の候補を選ばなくてもカレンダ
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