ついに照明の点灯に成功した世界最大の洞窟、ミャオティン。 洞窟研究の第一人者の浦田博士や中国の張教授が、照らし出されたミャオティンの至る所でその誕生の謎に迫る、ある痕跡を見つけ出します。 それは「水」です。 ミャオティンの誕生には水が大きな役割を果たし、ミャオ族の伝説にある龍の正体は複数の地下水流だったのではないかという答えにたどり着きました。 さらに詳しい調査やレーザー測量を行ったところ、その水の流れには太古の昔の大陸移動や東アジア全体の気候が関わってくることが分かりました。 ※前回までの記事はこちらです! ミャオ族は知っていた 今回の探検で明らかになった、壮大なミャオティン誕生の物語。 しかしミャオ族はその壮大な地球の営みを昔から知っていて、感じ取っていたことがうかがえました。 はるか昔この地に母親の龍が住んでいた あとを追ってきた父と子の龍は母を探して大地に数多くの穴をあけた 龍の家