■【上】【中】はこちら 取材の中で橋本氏が何度も語ったのは、議論を尽くす必要性と、議論をするために知識が必要という点だ。「自分は感性の近い人の発言は信じる。だから(漫画家の)里中満智子さんが、おかしいと言っていたから、やはりおかしいのだろう、と思った」と「非実在青少年」の問題にもユーモアを交えて話す。そうしたバックグラウンドを持っているがゆえに、調査をしたり問題点を熟考したりもせず、議論を尽くさない人たちには規制への賛否に関係なく、辛口だ。 規制に反対する人々の中ではあまり注目されていないが、9月に京都国際マンガミュージアムで開催されたシンポジウム「マンガ表現規制問題の根源を問う」では、評論家の呉智英氏から表現の規制に反対する人たちの知識のなさに対する批判があった。「あれだけの知識人が言うのだから、その通りだと思う」と、橋本氏はネット上に散見される、規制に反対する人たちの「おかしい意見」は
マガトが長谷部を評した言葉とは? 自らのサッカー理論と相性が良く、弱点を改善できるレシピもある。マガトは、自分が発掘した日本人を輝かせる“錬金術”を使いたくて仕方がないのかもしれない。 とはいえ、マガトが日本人を好むのには、もっと深い理由があるような気がする。 通訳として長谷部を6カ月、大久保を3カ月サポートした山守淳平(現在は香川真司の通訳を務めている)は、マガトが日本人への偏見を持っていないという印象を受けた。 「マガト監督の一番の特徴は、日本サッカーに対して『注目に値しない』という先入観を持ってなかったことだと思います。今ではもう当たり前かもしれませんが、当時はまだブンデスリーガに日本人選手が少なく、正当に評価するのは簡単ではなかったでしょう」 マガトはなぜ、フィルターを通さずに日本人を見られたのだろうか。 そのヒントは、最近のドイツ人の若者の傾向に隠されていた。 マガトは常々、こう
J1で13位の仙台が残り5節を「専守防衛」で戦い「残留」を引き寄せる。9日、手倉森誠監督(42)が「残り5戦、全部無失点の5引き分けでOK」と語り、すべて上位との対戦に向けて徹底的に粘って守る覚悟を示した。前節6日、降格圏16位の神戸に直接対決で敗れ勝ち点差5となったが、「自分たちで厳しくした残留争いはより成長できるチャンス」と前向きに考えている。 2連休を終えて再始動した手倉森監督は、神戸戦の反省からラスト5試合へ向けた再スタートを切った。 手倉森監督 負けたのは、どこかに大丈夫だろうという慢心があったから。ただ、負けたから力がないと思うな。残り5戦は気持ちだ。何が何でも残留するという気持ちを前面に出してくれ! 下位相手の直接対決を終え、残りはすべて上位との対戦が待つ。修羅場を乗り越えなければならないが、有利に働くと見ている。徹底的に「堅守」を追求しても不自然ではないからだ。 手倉森監督
バックナンバー今年3月のデンソーカップで激しくボールを奪い合う日韓の大学選手 過密日程の中、ある日韓戦が年末にねじ込まれている。12月9日に関東大学選抜が、同月12日には全日本大学選抜が、東京・赤羽スポーツの森公園競技場で韓国大学選抜を迎え撃つことになっている。 韓国側を怒らせたのだった。8月、強化のために韓国遠征した関東大学選抜が、あろうことか3連勝してしまった。芸園芸術大学に3−0、韓国大学選抜に3−1、社会人チームのヒュンメルには2−0。 大学日韓定期戦のデンソーカップは過去、3勝3敗1分けの五分だが、韓国で行われた試合は韓国選抜の3連勝。それが、今回は「全日本」ではなく、「関東選抜」が「韓国選抜」を破った。それも、来年に中国で開かれるユニバーシアードに向けた強化のため、3年生以下の編成だった。韓国大学選抜戦はテレビ中継もされていた。韓国としては赤っ恥だった。 ヒュンメルのオ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く