日本代表の仙台MF関口訓充(25)が7日、謹慎後初めて報道陣の前で発言した。「一からの出発だと思っている。また頑張りたい」と重苦しい空気の中で第一声を発した。 会見前、仙台市泉サッカー場で紅白戦が行われ、関口は2本目にスタメン組に名を連ねた。久々の実戦形式を楽しそうにプレー。持ち味のスピードは約1週間の謹慎で落ちることはなかった。積極的にDFラインの裏へ抜け出す動きが見られ手倉森監督も「裏への動きが多かったね。これがなかったから(甲府戦で)スタメンを外した。ボールを持たない時の動きが復活していた」と絶賛した。 スタメン復帰が期待される明日9日の首位柏戦へ、関口は「ナビスコ杯では(日本代表合宿で)やっていないので、しっかり分析して戦いたい。まだメンバーに選ばれるか分からないけど、そこに向かってやりたい」と意気込んだ。心配を掛けたサポーターには「迷惑を掛けた。申し訳ない」ときっぱり謝罪した。