田舎の村社会にも罰金制度というものがあります。 別に法に触れるような罰金ではありません。田舎暮らしの中では、その自治会などで独自に決められた罰金制度があります。 では、どういうときにこの罰金が発生するのでしょうか。 基本的に水路の掃除、道路の草刈のときに参加できないときに、発生します。 一世帯から必ず一人は清掃要員や草刈要員として出さなくてはなりません。 おじいちゃんでもおばあちゃんでも息子でも孫でもとりあえず、一世帯から必ず一人は出なくてはなりません。 もし出られないときには5000円だの1万円だの破格の「罰金」が発生します。 また、お祭りの準備のときなどにも、この罰金制度があります。 こうやってお互いをしっかりと監視しているというか、参加意識が高いというか、これがないと、地域のいろんな行事もなくなっていたかもしれませんね。 でも時には、罰金も払わずに長年その行事に参加していない人もいる