炉端焼き 炉端焼きを嗜む安倍晋三とドナルド・トランプ 炉端焼き(ろばたやき)は、日本の田舎屋風の店舗で、店員が魚介類や野菜を(炭火で)焼いた料理を提供する居酒屋の一形態を指し、第二次大戦後の宮城県仙台市で発祥したとされている。 なお、店舗が提供した食材を客が自分で調理する場合は「セルフ炉端焼き」とも呼ぶ。 魚介類の炭火焼きは、仙台に限らず世界で古くから行われていたと考えられるが、戦後占領期(1945年 - 1952年)にあたる1950年(昭和25年)に、東北地方の民俗学に精通した天江富弥(1899年 - 1984年、仙台市出身)が宮城県仙台市に開いた飲食店「炉ばた」により、この呼称が生まれたとされる。 仙台空襲に遭った同市では、経済的に余裕のある層をおもな顧客とした市内の花街に同店は開業した。なお、一般の庶民が飲食をする場合は横丁の店、あるいは仙台駅周辺の屋台を利用するのが一般的であった。
