インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJ GIOコンポーネントサービス」は、仮想サーバーを貸し出すクラウドである。最小構成の利用料は月額8000円と、1万円以下で利用できる数少ないクラウドだ。 IIJの今井健営業本部マーケティング企画開発部事業開発課主任は、「同じスペックの仮想サーバーを提供する他社のクラウドと比較して、業界最安値を目指して開発した」と開発経緯を説明する。 低料金なサービスを実現するため、IIJは省電力タイプのサーバーを選定した。従来と同じ電力量でより多くのサーバーを稼働させることができる。1ラック当たりの収容台数も増え、ラックの設置スペースを縮小した。 サーバーは、同一ベンダー、同一スペックの製品を選定し、大量に導入した。初期投資を抑えるためだが、大量導入したことで運用対象のサーバーは数千台にも膨れ上がった。運用人員を増やす必要があるが、増員すれば低料金なサービス
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