[東京 2日 ロイター] 野党3党が共同提出した内閣不信任決議案は2日の衆院本会議で否決され、菅直人首相の続投が決まったが、先立って行われた民主党の代議士会で菅首相が辞任に言及したことで、首相の一段の求心力低下は避けられない情勢となった。 首相辞任の時期については民主党内での認識に開きがある。今後の国会運営は一段と困難になることが想定され、特例公債法案の成立など重要政策展開のめどは立っていない。 <首相辞任で鳩山前首相「そう遠くない」、岡田幹事長は2次補正編成時を否定> 菅首相の辞任について、代議士会前に首相と会談し、タイミングで合意したと語った鳩山由紀夫前首相は、第2次補正予算案の編成時だと強調。「そう遠くない時期」と述べ、夏までにも菅首相が退陣する可能性を示唆した。もっとも、菅首相本人は、大震災からの復興と原発事故の収束にめどがついた段階との代議士会における自身の発言を「私の言葉