新型コロナウイルスの感染者が連日、国内各地で相次いでいる。感染経路が特定できない例も多く、「国内発生早期」から、感染が広がる「感染期」への移行も懸念されている。政府は発熱などの症状が出た場合の受診や相談の目安を公表したが、「正しく恐れる」ためにどう予防し、何をすればいいのか、政府の資料からまとめた。 A 人が多く集まる場所などで、くしゃみなどで放出されたウイルスを吸い込む「飛沫(ひまつ)感染」と、感染者がウイルスが付着した手で触ったつり革やドアノブ、スイッチなどに触れ、その手で口や鼻を触り、粘膜から感染する「接触感染」が考えられている。