写真の情報が欠落した部分を自動で補正する技術「Image Inpainting」をNVIDIAが公開しました。ディープラーニングを使って実現したImage Inpaintingは、写真の中の要らない物体をキレイさっぱりと消し去ってくれます。また、画像の欠落部分の意味を理解して、自然な内容を補うことも可能です。 [1804.07723] Image Inpainting for Irregular Holes Using Partial Convolutions https://arxiv.org/abs/1804.07723 New AI Imaging Technique Reconstructs Photos with Realistic Results - NVIDIA Developer News CenterNVIDIA Developer News Center https:/
リアルタイムでレイトレーシングを行う技術としてMicrosoftは「DXR」をNVIDIAは「RTX」を発表しましたが、レイトレーシング技術をUnreal Engineに活用して、本物と見間違うレベルのリアルさを実現する描画をリアルタイムで行うデモをEpic Gamesが発表しています。 まずは、リアルタイムで人間をレンダリングする「Siren」のデモ。 Siren Real-Time Performance | Project Spotlight | Unreal Engine - YouTube 「こんにちは。私はSiren、デジタルヒューマンです」という女性が現れました。本物の人間に見えますが、CGで作り出された映像です。 国際的なアーティスト・技術者の合同チームによって作成されたとのこと。 なんともリアルな映像ですが、実際の人間のモデルの動きをモーションキャプチャーし、Unreal
YouTube ライブなどで生放送を行っている人を見ると、配信者の背景にゲーム画面など別の画面を映し出していることがあります。この撮影を行うにはクロマキー合成などを使用することで実現可能ですが、あらかじめ背景となる部分にグリーン一色の壁を張り巡らすなど、手間のかかる準備が必要です。そこでGoogleはこのような手間のかかる準備をなくすため、撮影中のリアルタイムの映像から背景のみを除去する技術を開発したとのことです。 Research Blog: Mobile Real-time Video Segmentation https://research.googleblog.com/2018/03/mobile-real-time-video-segmentation.html Googleによると、この人物と背景を分離させる「セグメンテーション」技術は「畳み込みニューラルネットワーク(CNN
当たり前の話かも知れないんですが、ちょっと書かせてください。 「頭がいい人は、難解なことでも分かりやすい言葉で説明出来る」みたいな信仰というか、都市伝説というか、聖闘士の伝承みたいなテキストが時折観測されるんですが、みなさんご存知でしょうか。 「頭がいい人 説明」とかでぐぐってみると、いろんなページが引っかかりますよね。 私、あれちょっと違うというか、色々誤解されてるなあ、と思っていまして。 正確には、「頭がいい人は、相手に説明をする目的と、相手にどこまで理解させる必要があるかを見極めることが上手い」というべきなんじゃないかなあ、と。そんな風に考えているのです。 昔、私が今とはまた違う職場にいた頃、一人「すごく説明が上手い人」が同じ部署にいました。彼のことを、仮にTさんと呼びます。 Tさんはエンジニアで、私よりも十年くらい先輩で、当時その職場に参加したばかりだった私がいたチームの、チームリ
工学ナビではこれまでもアニメやゲームにインスパイアされて、その世界観を楽しめるものをいろいろ作ってきました。 攻殻機動隊、かまいたちの夜、メタルギアソリッド、電脳コイル(本家BDの特典も制作しました)、ウォッチドッグスなどなど。 そして今回はついにスプラトゥーンです! スプラトゥーンと言えば、水鉄砲シューティングなので、やっぱりそれっぽいガン型のコントローラ(ガンコン)でプレイしてみたいですよね。 それと、最近またバーチャルリアリティのブームがやってきてるので、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)をかぶってその世界に没入できるようなものがいいかなと思い、そういうスタイルのものに挑戦しました。 今回は結構気合いの入ったハードウェア制作を行っています。それではご覧ください! HMDで首振りに対応したい! スプラトゥーン用のオリジナルインタフェースを作るにあたり、HMDをかぶって首を振ったらその
空中に金属および樹脂素材を出力する3Dプリンティング技術を開発しているのが研究開発スタートアップの「MX3D」です。各種金属を空中に支持構造物なしで出力して立体物を構成するMX3Dのロボットアームによる驚異の3Dプリンティング技術の実用化が近づいており、オランダの首都・アムステルダムの街中に人が渡れる金属製の橋をロボットだけで作ることが決定しました。 MX3D is to 3D-print a steel bridge over water in Amsterdam http://phys.org/news/2015-06-mx3d-3d-print-steel-bridge-amsterdam.html MX3Dのロボットはスチール、ステンレススチール、アルミニウム、ブロンズ、銅を出力可能で、同時に少量の溶融金属を流し込むことで空中に支持構造物なしで橋を建造できる3Dプリントマシン。水の
最近自分がとらわれている負のスパイラルについて、思うところがあって書いてみた。 吐き出せば楽になれるかもしれない。 例外的な人はもちろんたくさんいると思うけど、一般的にSIer社員は技術力が低いと言われている。 たしかに自分の周りのSI社員にまともにコードを書ける人なんていないし、話に出るのは1990年代から2000年代のテクノロジーだ。 業務中にプログラミングをするときは、それが業務を改善するためのものであっても、周りの目を気にしてIDEを開く。 隙間の時間に、ほんの少しだけ。 手を動かさないと技術が身に付かないのは事実で、そういう意味だと、SI社員が技術を身に付ける時間は非常に限られている。 少なくとも、業務中に技術的なことをやる時間はほとんどないので、何かを身に付けたいときは、業務外に頑張って時間をとって勉強しなければならない。 家に帰ってからが勝負になる。 例外的な人になるためには
総務省がLTEより約10倍速い「4G」の周波数割り当てを発表。で何が変わるの?2014.12.25 22:0010,072 塚本直樹 次世代がどんどんやってきます。 LTEサービスが始まってからスマートフォンの通信速度はずいぶん速くなりましたが、近い将来もっともっと速くなります。総務省は19日、次世代移動通信システム「4G」向けの周波数をドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3社に割り当てると発表しました。 4Gはとにかく速さがウリ この4Gの何がスゴイのかといえば、その通信速度でしょう。4G通信サービスでは1Gbps超の超高速通信が利用できるとされています。現在各社が提供しているLTEサービスの通信速度は最大でも150Mbpsですから、まさに4Gは約10倍速い通信技術というわけです。 1Gbpsの高速通信が日常的に利用できるようになれば、もはやウェブページの読み込みで待つなんてことは過
魔法のボタン!? スマホの液晶画面に物理キーが浮き上がる衝撃の技術のデモ(動画あり)2014.01.20 22:008,605 塚本直樹 何これどうなってるの? iPhoneや多くのAndroidスマートフォンにはポチポチっと押せる物理キーが搭載されていませんが、物理キーがない携帯電話を寂しく思っている人も多いはず。 ところが、スマートフォンの液晶画面に物理キーを浮き上がらせる技術がラスベガスにて開催されていたCES 2014で披露されていたんです! あの硬い液晶画面にどうやって物理キーを作り出すんだ?という疑問もごもっとも。 たしかに液晶画面にポチポチ押せる物理ボタンが浮かび上がっていますね…。 この技術を披露したTactus Technologyによると、この物理キーはマイクロ流体によって作り出されているそうです。なんでも、一見透明なプラスチックに特殊なオイルを流し込む回路をたくさん用
Shin x blog Advent Calendar 2013 の 11 日目です。 日常が忙しく、新しい技術なんか追ってられない。わかります。 そんなの使うかどうかも分からないのに今やる必要無いよね。困った時に探せば良いでしょ。それもわかります。 そんな忙しい毎日だからこそ、技術の「種」くらいは蒔いておきましょうという話です。 技術の種 「技術の種」とは何でしょう。 私がイメージしているのは、その技術のイメージをざっくりと朧気ながらで良いので掴んでおくということです。(ユースケースもあるとより良いです。) きちんと土を掘って、一つ一つ植えられれば良いのですが、じっくりと植える時間はなかなか無いと思うので、とりあえずバサッとで良いので、撒き散らしておきます。 そうしておいた種は、何かのきっかけで芽を出すことがあります。 多くは解決すべき問題に直面した時です。この問題は手元の技術では解決で
プロジェクションマッピングは映像を立体物に投影する映像技術で、東京駅を舞台にプロジェクションマッピングが行われたりしています。そんなプロジェクションマッピングの技術と、モニターを自在に動かすマシンを合わせて、まるで魔法のような演出を可能にしているのが「Box」です。 プロジェクションマッピングの演出ムービーは以下から鑑賞できます。 Box on Vimeo 「以下は、動く被写体に投影されたプロジェクションマッピングのデモンストレーションです。全内容はカメラで撮影されています。」 白いスクリーンの横に立つ男性。 スクリーンを持ち上げます。 ◆I:TRANSFORMATION (変形) 男性がスクリーンの裏側に手を当てると、スクリーンがまるで布のように波打ちます。 広がる波紋。 男性がスクリーンを引っ張ると、奥行きが出てまるで箱のように変化。 スクリーンを押すと、合わせて内部にボコボコと突起が
DDN は 音楽 ・ 映像 に関する デジタル アート を中心に情報ミックスを配信中
今回は富士通研究所が開発に成功した、 次世代ユーザーインターフェースから。 書類などをタッチパネルに変えてしまう技術なのですが、 個人的には開発品にこれほど感動を覚えたのは久しぶりです。 詳細は動画内にて説明されていますので、さっそくごらんください。 実世界の物に対してタッチ操作可能な次世代UI #DigInfo ■ これは、未来、君なのか? ロシア ■ スマートフォンにこの機能が付いてたら最高だよな。 セルビア ■ 未来はまさにここから始まる。 +79 マレーシア ■ 未来が始まるのはいつだって日本からさ。 +4 アメリカ ■ もっと言うと、日本からすべてが始まった。 マレーシア ■ 未来の俺のデスクにはこの技術が搭載されてるはず。 国籍不明 ■ 未来がもうすぐそこまで来てるって感じがする! 国籍不明 ■ プロジェクターはちょっと不便だなって思ってたトコなんだよ。 これに加えてグーグルグ
先週、Webブラウザーの世界にふたつほど衝撃的なニュースが走った。ひとつ目はMozillaがSamsungと共同でプログラミング言語Rustをベースにした新Webレンダリングエンジン「Servo」の開発を進めていくと表明したこと、そしてもうひとつが今回の主題、GoogleがWebKitを離れて「Blink」への移行を表明したことだ(開発者向けバイナリーを配布するGoogle Chrome Canary(28.0.1468.0 canary)では、すでにBlinkが含まれている模様)。 Mozillaの抱えるGecko、AppleとGoogleが推進するWebKit、そしてMicrosoftのTridentの3つは、Webブラウザー業界においてシェアのほとんどを握る3大勢力となっている。その勢力のうちのふたつが従来の技術とは別の新しいエンジン採用と開発推進をほぼ同時に発表したことは、今後のト
最初に言っておくと、増田はSCEが嫌いな方でPS3もVitaも持っていない。 PSPもスパロボの新作が出るまで持っていなかったほどだ。 そんな増田だが、PlayStation4発表でのハードウェアに対する誤解の数々を見てちょっとばかり怒りを覚えたので少し書いておく 「x86」ではなく「AMD64」いきなり「何が違うんだ?」と思う人や「何も違わないだろ?」と言う人も居るかも知れない。 だが後半を語る上でもこれは重要な話なので省略しないでおく。 最近のPCは当たり前のように64bitのメモリ空間を扱えるようになった。 この増田を読んでる人でも64bit OSを使っている人は少なくないはずだ。 これをもたらしたのは、x86 CPUを作ったIntelではなくx86互換CPUを作っていたAMDである。 じゃあIntelは何をしていたのかと言うと、64bit CPUを作っていた。x86を完全に捨てて。
皆さんはプレゼンしたことや、ブログを書いたことありますか? わたしの初めてのプレゼンはとてもヒドい内容で、10人の参加者全員が「?」状態でした。 その後、上司にみっちり絞られたのを今でも覚えています。 叱られてもなお「何が分からないと言うんだ!」「何で理解できないんだ!」と、相手の理解力の無さを「伝わらない」原因にしていました。 しかし、名著「考える技術・書く技術」を読み、初めて自分の伝え方に問題があったんだと知りました。 今回は、わたしを変えてくれたバーバラ・ミント著「考える技術・書く技術」を紹介してみようと思います。 1.伝わる文章の大前提 2.ピラミッドの「良いガイド」になろう 3.どうやって読み手と対話するのか? 4.どうやって疑問を湧き起こさせるか? 5.どうやって「答え」を出すのか? 伝わる文章の大前提 バーバラさんは言います。 キミは自分の思いを他人に伝えたいと思ったことはあ
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