極貧層、国民の4分の3に コロナと燃料不足が悪化に拍車―ベネズエラ 2021年10月04日07時01分 ベネズエラの貧困層が暮らす地区=3月29日、カラカス(EPA時事) 【サンパウロ時事】経済破綻にあえぐ南米最貧国ベネズエラで、日々の食べ物に事欠く極貧層の割合が2021年に国民の76.6%に達したことが、カトリカ・アンドレス・ベジョ大学(UCAB)の実施した調査で分かった。貧困層(極貧層を含む)は94.5%で、いずれも過去最悪となった。 野菜収穫に時給4500円 軍が燃料運搬、人手不足深刻―英 調査は9月29日に発表。極貧率は直近の19~20年の数値から8.9ポイント、貧困率は0.3ポイント上昇した。国民の大部分が、政府の食料配給制度「CLAP」に頼っているとみられる。 UCABは「移動の難しさが雇用に影響を及ぼし、貧困を深刻化させている」と指摘。新型コロナウイルス禍に加え、米欧による反
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