13歳の少年が1児の父親になったという英国発の大騒動。この話には続きがあった。「おれが本当のパパだ」と複数の少年が地元メディアに名乗り出たのだ。“本命パパ”はDNA鑑定にも同意したと伝えられ、地元の裁判所は騒動の沈静化に乗り出した。ブラウン首相もコメントを出すなど混沌(こんとん)とした様相になっている。「13歳の父」問題のその後を追った。 ■親の許可で宿泊した末…12歳で“関係” 騒動の発端は、2月13日付の英大衆紙「サン」のスクープだった。 1面トップを飾ったのは女の赤ちゃんと一緒に寝そべる、まだあどけない少年の写真。 「写真だけみれば、少年に妹ができたようなほほえましいニュース」(地元関係者)だったが、英国民が度肝を抜かれワケは、その見出しの方だった。 「DAD AT 13」(13歳の父親) 同紙によると、写真の少年は英南東部のイーストボーンで暮らすアルフィー・パッテン君(