軽井沢町の「軽井沢混声合唱団」を中心につくる実行委員会が、オペラ「カルメン」を2011年に同町の軽井沢大賀ホールで上演する計画を進めている。合唱の出演者を150人ほどと見込んでおり、90人ほどは一般の参加が必要として公募を始めた。実行委は「普段着で気軽に楽しめるオペラにしたい。経験のない人も、ぜひ扉をたたいてほしい」と話している。 「あいつらみんなのろまだよ~」「おばかだよ、皆そう、女好き~」 19日夜、同町の中央公民館に陽気な歌詞が響いた。軽井沢混声合唱団の16人が「カルメン」で合唱する歌を練習した。歌は計十数曲あり、「本番では演技も入りますから、なかなか大変ですよ」と、実行委事務局でオペラの演出を担当する大畑晃利さん(50)=軽井沢町発地=は話す。 約30人の愛好者でつくる同合唱団と、管弦楽の「アンサンブル軽井沢」は昨年6月、約60人でオペレッタ「メリー・ウィドウ」を上演。「物珍しさも