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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/reikon (6)

  • しなもんへ - tapestry

    2004年、渋谷に住んでたとき、晴れた週末はいつも代官山にくりだして賑やかな街をお散歩したね。2005年、世田谷に住んでたときも、自由が丘でぶらぶらウインドウショッピングしたね。2006年から2007年、アメリカに住んでたときは、家のすぐ横にあるCuesta Parkの草原をいっぱい歩いたね。あの頃、私たちはいつもふたりだったね。jkondoは忙しい人だったから、私としなもんはいつも寄り添いあって過ごしていたね。寝るのもいっしょだったし、たまにお風呂までいっしょに入ったね。なのに去年の夏に赤ちゃんが生まれてから、しなもんとふたりきりでゆっくり過ごす時間がまったくなくなってしまった。私は赤ちゃんにかかりっきりで、お散歩もおざなりになって、家のまわりで済ますことがほとんどになってしまった。しなもんがものわかりが良くて、いい子なのをいいことに、二のご飯とわずかなお散歩以外は、ほとんどしなもんの

  • いまをきみが忘れても - tapestry

    いま、きみがぎゃんぎゃんと顔をバッテンにして泣いたり、おとうさんのひざの上でキャッキャキャッキャと笑ったり、わたしのおっぱいをフガフガいっしょうけんめい吸ったり、やさしい保育士さんに抱かれてホワホワ眠ったり、しなもんの毛をくしゃくしゃとつかんだりして、いろんなことを経験しても、きみはすべて忘れてしまう。そう思ったとき、一瞬、お母さんはむなしい気持ちになりました。でもすぐに、それはちがうのだ、と思いました。いっぱいに愛されて過ごすいまの時間が、きみの心の種の芯みたいなものを作ってる。近い将来、きみが芽吹いて葉を出して枝をのばして、空高く、すっくと立つまっすぐな大樹になるためにいま、この瞬間、瞬間があるんだね。お母さんは、広いこの世に飛び出す前のきみのことをやわらかくあったかくしっとりと包む土のような愛情でもって、きみのお世話をしたいと思う。いまのきみとお母さんのふれあいが、きみの記憶にぜんぜ

  • 最近のお気に入り - tapestry

    最近お気に入りのお手軽ヘルシーデザートがあります。それは、おぼろ豆腐にマーマレードジャムをのせて、豆乳をかけたもの。赤ん坊を母乳で育てていて、牛乳と卵の摂取を控えめにしているこの頃。それでもやはりミルクっぽいものがべたいなあ、と思ったときに考えついたのが、この1分でできるデザートです。ちかごろ売られている「とろーり」「スプーンでべる」といったキャッチフレーズのついたおぼろ豆腐。ひとり分にマーマレードなどの甘酸っぱいジャムを大さじ2ほどお好みでのせて、そこにさらにとろみをつけるように豆乳を半カップほどまわしかけます。これを豆腐をくずしながらジャムをあえつつスプーンでいただきます。とろんとしていて、ミルキーで、しかもさっぱりとしていて、とっても美味しい。大豆の香りがちょっと苦手な人にはおすすめできませんが(私も最初そうでした)、最近のお気に入りです。ジャムはマーマレード以外でもいいと思いま

  • 近況 - tapestry

    子供が産まれて三ヶ月と三週間が経ちました。今日は初めての予防接種に行きましたが、あっけなく終わりました(ギャンギャン泣いたけど)。あっというまの三ヶ月と三週間かというと、実はまったくそうではなく、こんなに長い時間が経ったのにまだこれだけか?というのが正直なところです。子育てって、子供のいとおしさを実感する特別な時間ではあるけれど、かなりの耐久力を要する労働です。これまで好き放題生きて来た私ですから、自分のペースをどんどんかき乱され、やりたいことのほとんどをやれずに終わる毎日の繰り返しに、どっと消耗する日々です。とはいえ、着実に子供は大きくなっていて、この世になかったゼロの存在がこんなに大きくふくらんできて、私に新しい経験をもたらしてくれていると思うと疲弊ばかりしてはいられません。これからも、子供に振り回される人生が続く中で、なんとか自分らしく生きていくしかないのだな、と思っています。で、来

  • 新生児とサーバー保守 - tapestry

    life, web子供が生まれてから二週間と三日が経ちました。自宅に戻ってからは、全て自分で面倒をみなければいけないので少々寝不足気味ですが、ほにゃほにゃの小さないのちの愛おしさに支えられ、今のところ育児ノイローゼになることもなく元気に過ごしています。とはいえ、新生児を育てるということ、やはり大変なことではあります。まず「24時間、赤ん坊に張り付いていないといけない」「昼夜を問わず、数時間おきに授乳しないといけない」「泣いたら何が原因かチェックして対処しないといけない(おむつ、空腹、暑さ寒さなど)」などなど。特に夜中に授乳したり、泣いたときに様子をみないといけないことで、おのずとこちらの生活ペースが乱され、赤ちゃん優先になり、寝不足になってしまうのがハードです。で、こういう生活が始まって、「ん、これは何かに似ている」と思ったのでした。そしてそれは、「サーバー保守と似ている!」ということでし

    amejapa98
    amejapa98 2008/08/18
  • これから - tapestry

    life出産を前にし、いわゆる産休というものを取っている。まだ陣痛も始まっていないので、いわゆる家での「スタンバイ状態」。だからおのずと暇である。会社に行けば、それなりにやることもあるし、人とも会話できるので時間は過ぎていく。そういう生活に慣れていたから、在宅だと手持ち無沙汰になる。私のいない穴を埋めてくれるスタッフも増えて、もはやオフィスにいなくても大丈夫な状況になってしまった。子供が無事に生まれて退院したら、育児という仕事ができるので、今のような手持ち無沙汰が懐かしくなるのだろう。でも予想できるのは、ひとりで子育てをするという、これまでとは異なる自分の状況にきっと戸惑うだろうということ。オフィスで軽やかに仕事ができていた頃のことを恋しく思うのではないだろうか。しかし、失ったものや過去の状況を恋しく思う行為は安易にできてしまうもの。新しい命を授かって、今まさにこの世に迎えようとしている私

    amejapa98
    amejapa98 2008/07/31
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