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ブックマーク / foocom.net (4)

  • ベニコウジ色素(食品添加物)と、小林製薬の紅麹原料(食品)は違うもの

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 品表示・考 森田 満樹 2024年3月26日 火曜日 キーワード:健康品 紅麹 小林製薬の紅麹サプリの健康被害が拡大し続けており、3月25日の同社発表(第二報)によると入院した人が26人となりました。その影響は同社の紅麹原料を用いた品メーカーに広がり、現在、機能性表示品、日酒、豆菓子、みそ、豆腐、塩辛などの製品が自主回収されています。 消費者の不安は、同社が製造した紅麹ではない原料や添加物を用いた製品にも広がっています。様々な品に表示されている「ベニコウジ色素」「着色料(紅麹)」の文字が気になるようですが、これらは品添加物で、小林製薬の紅麹(品添加物ではなく品原料)とは違うものです。 品添加物のベニコウジ色素は小林製薬の紅麹を原料とし

    ベニコウジ色素(食品添加物)と、小林製薬の紅麹原料(食品)は違うもの
  • 小林製薬「紅麹コレステヘルプ」で6人入院 機能性表示食品の問題、自主回収の責任は?

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 の安全・考 森田 満樹 2024年3月24日 日曜日 キーワード:健康品 紅麹 とうとう起きてしまった。機能性表示品の制度がスタートして以来、安全性に問題がある製品が世に出るのではと心配してきましたが、制度ができて10年目に入る直前、大きな健康被害が明らかになりました。2024年3月22日に小林製薬株式会社が発表した「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ」です。 同日、記者会見が行われ、時系列で自主回収に至った経緯が説明されました。 機能性表示品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した13人に、腎疾患等の症状が発生した。最初の症例は年1月15日、医師からの連絡に始まり、これを含めて2月1日までに5人が入院、その後3月15日まで合計13人に

    小林製薬「紅麹コレステヘルプ」で6人入院 機能性表示食品の問題、自主回収の責任は?
  • アスパルテームの安全性 畝山智香子さんに聞く

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 の安全・考 森田 満樹 2023年7月26日 水曜日 キーワード:添加物 甘味料のアスパルテームについて7月14日、WHO(世界保健機関)傘下の「国際がん研究機関(IARC)」は、発がん性分類で「グループ2B(ヒトに対して発がん性がある可能性がある)」と発表しました。同時に「WHO/FAO(国連糧農業機関)合同品添加物専門家会議(JECFA)」は、アスパルテームのヒトの健康影響の評価について、これまでどおりADI(許容一日摂取量)は変わらないと発表しました。(ニュースリリースはこちら、詳細はこちら) 2つの国際機関の異なる見解を、どう判断したらよいのでしょうか。なぜIARCは、アスパルテームを取り上げたのでしょうか。この分野でわが国の第一人者である

    アスパルテームの安全性 畝山智香子さんに聞く
  • 除草剤グリホサート 最近の欧米事情 サイエンスを離れた悲喜劇続く

    執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農との周辺情報 白井 洋一 2022年7月27日 水曜日 遺伝子組換え品・作物は今でも環境団体や消費者団体の攻撃対象となるが、大手バイテクメーカーの農薬も攻撃されることが多い。バイエル社に合併された旧モンサント社の除草剤グリホサート(商品名ラウンドアップ)がその代表だろう。 2015年3月に世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC) が「グリホサートはおそらく発がん性あり」とグループ2Aに分類したことから、米国ではモンサント社を訴える裁判が急増した。 EU(欧州連合)でも、安全承認、使用期限の更新のたびに、政治問題化している。欧米とも、発がん性など科学的評価ではなく、活動家の波状攻撃や政治家やメディアが騒ぐ社会ネタだが、最近の情勢

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