タグ

2008年2月19日のブックマーク (4件)

  • BRAINZ

    「正しい質疑応答への道程(みち)」 舞台挨拶やトークイベントに参加することが多々あるのだが、打ち上げ時なんかに「今日、よかったよね」と思えるのは観客のリアクションが良かった時。賛だけでなく、否もあったりして、いろんな視点が作り手に伝えられたり、と。上映中のウケはいい、トークもにこにこ聞いている、けど司会者が「では質疑応答を」となった瞬間、下を向くのはなぜ?そして上映後のアンケートの時点で制作意図を聞くのはさらになぜ?返答の仕様がないってのに。 海外映画祭なんかでは聞かなきゃ損って位に質疑応答は盛り上がるのだが、日では温度差を感じてしまう。 僕としては受け手がもっと積極的になって欲しいのだが、どうにも「手を挙げる」、そのことに抵抗があるのかな、と思う。 「恥の文化」なんて映画というコミュニケーションにおいてはどっかに置いといて欲しい。 作り手にとって最も大切なのは上映するその場、そし

    amiyoshida
    amiyoshida 2008/02/19
    本講座では映画に積極的な「正しい観客」を育成したい」
  • イノリンセレクト

    新企画 管理人であるイノリン(notインリン)が ビックリ的に面白いモノ紹介します。 ★今月のイノセレ★ (!!) 101 UNUSELESS JAPNESE INVENTIONS 「珍道具」 Kenji Kawakami 著 Harper Collins Publishers  1995年刊新宿のフリーマーケットで先日入手した洋書。B6変型160頁。BHカタログを彷彿させる珍道具類を真面目に制作して使い方を解説している写真集。川上賢司氏は日珍道具学会会長。東京だけでなく、カリフォルニアやロンドンに支部まであるようだ。 会員はふざけではなく気で考案しているようだ。日よりむしろ海外で人気があったと、フリマの店長は言ってた。とにかく、全頁、バカイズム満載。BHカタログにもあったようなアイデアもある。 制作費をけちらず(なかにはお手軽のモノもあるが)白昼堂々と撮影している様は、実に見ていて

  • ゲームを捨てよ、街に出よう

    トイレに入り、ふと前を見ると、こんな落書きがある。「右を見ろ」 右を見ると「左を見ろ」とある。 左を見ると「後ろを見ろ」。 思わず振り返ると、後ろのメッセージは「キョロキョロすんな、アホ!」…。 …とまあ、こんな笑い話を聞いたことがある。人が引っかかれば笑い話だろうが、自分が引っかかってしまうと、軽い怒りとともに当惑にかられてしまうものだ(注1)。「〜しなさい」と言われて、素直に従った結果、従ったことを否定されてしまう。従えばよかったのか、無視すればよかったのか? そんなジレンマが当惑を起こさせるのだろう。 プレイしている最中、私はこんな当惑を起こさせるゲームとして「MOON」を批判的に語るつもりでいた。ほのぼのしたグラフィックや音楽にまどわされそうだが、実は相当に毒気のあるゲーム。戦闘を廃したシステムには目新しさを感じたものの、そこかしこに見られる有名RPGのパロディは、あまりに

  • 『moon』再論

    『moon』再論 〜いつか、ゲームに「ラブ」がやどる日まで〜 中川大地 2000.1.31追補 ■はじめに 〜ふたつの『moon』像を結びつけるために〜  それほど系統だて、数を追ってみてきたわけではないし、さらには資料をおさえての実証ではなく、あやふやな記憶によるイイカゲンな印象であることを、どのみち話を組み立てるための便宜以上のつもりがないからという理由であらかじめ断っておきますが。  『moon』というタイトルが97年に発売されてから今日にいたるまで、その評価にはおおむね二種類の傾向があるような気がしていました。  ひとつは、たとえば『ゲーム批評』に掲載されたものがそうだったかと思いますが、独特のグラフィック・デザインや様々なジャンルのアーティストたちのセンス良い楽曲をゲーム中のBGMとして自由にかけかえられるMoonDisk(