注意:この会話はフィクションです。実在の個人・団体とは関係ありません。 キモイ外伝 資料画像:「サルでも描けるまんが教室」(相原コージ&竹熊健太郎)より 2005年6月、東京某所にて… 斉藤:なんだ本田、その気の無い態度はっ? お前、もしや「電波男」が少々話題になった程度のことで慢心してしまったのではあるまいなっ? 本田:いや、そうじゃないけど、「電車男」って100万部も売れたんだろ? 映画「電車男」だって100万人も観客動員したっていうし…それにひきかえ俺の本の部数なんて、「電車男」の何十分の一だよ…DVDレコ仕事やめちゃったから金もないし… 本田:負け犬&負け犬予備軍の「あっち側」(恋愛資本主義市場側)の女どもに送りつけて読ませ、あっち側の世界の愚かさを知らしめようという「キモメール作戦」も失敗したし…言いだしっぺの俺自身、送りつける相手がいなかったという… 本田:肝心の「あっち側