女性が美容のためにする顔パック。顔型のシートに化粧水を浸したり、すでに美容液に浸かったシートが売られていたり、最近は非常に品数豊富になってきた。 私はさほどチェックもしてなかったが、それでも気になることはあった。「あのシートらには、個性がある…」。 似ているようだがみんな違う表情。ひとりひとりに大切な命。買い集めたら、何かやってもらおうではないか。美白・保湿以外の、何かを。 (乙幡 啓子) 美容マニアと思われないよう領収書を求める 昔は「パック」といえば、お母さんがクリーム状のものを顔に塗ったりキュウリの薄切りを貼り付けたりしている、というイメージだった。新聞4コマのような相当古いイメージかもしれないが。 最近になって、顔型の紙のシートが出てきたな―と思っている間に、パック業界はエライことになっていたのだ。売り場に出向くまでちっとも知らなかった。パック繚乱だ。