パソコンの電気コードからの発火が原因とみられるぼやで火傷を負った引きこもりの男性が、薬を塗ってやり過ごそうとしたために死亡するという事件が起きた。 『自由時報』によれば、亡くなったのは台北市に住む50代の独身男性。一緒に暮らしていた両親が部屋の机にうつぶせになって意識を失っている男性を発見した。男性は救急車で病院へ運ばれたが手遅れだった。 両親の話では、男性は普段ほとんど外出することはなく、毎日部屋に閉じこもってインターネットをしていたそうだ。16日午前8時頃、パソコンの電気コードから発火してパソコンや周辺機器、ベッドなどが焼けた。そのとき父親は男性がふくらはぎに火傷を負っていることに気付き病院へ行くよう勧めたが、男性は「薬を塗っておけば大丈夫だ」と部屋に戻ってしまったという。 18日午前8時頃、火傷用の塗り薬と牛乳を渡そうと父親が男性の部屋に入ると、男性はパソコンの前にうつぶせにな