新入社員の正論は通用しないことが多々あります。 なぜ通じないのでしょうか? これは言っている内容の問題ではなく、言い方の問題でもありません。「何を言うかではなく、だれが言うか」が重要なのです。 職場で最も通じる表現は「仕事で成果を出す」こと。仕事で成果を出してやっと一人前。だからそれ以前の「半人前」は、まわりからずっと「値踏み」されているようなもの。 「こんど入った新人ってどんな子なの?」 「空気読めない子じゃないかしら?」 「実は隠れたところで性格悪かったりして?」 「戦力になってくれるかしら?」 「足ひっぱられて効率落ちたらどうしよう?」 だから、この時期に新人が一見まっとうな意見を会社にぶつけたとしても、聞いている方は新人が言っている内容以上に、新人という人間性が気になってしまうのです。 「新人のくせに偉そうなこと言うわね」 「コイツこう見えてけっこうインテリなんだな」 「ウチの部署