最近子連れのお母さんが、3~5歳くらいの子どもにマジギレしている現場によく出くわします。 よっぽどのことがあったのだろうか、と心配しながら見守っていると、どのお母さんも例外なく、ひどく疲れた表情をしていることに気が付きました。 「そんなに怒ることでもないのでは……?」 彼女らが子どもに対して怒っている内容は「さっき聞いたときは『トイレに行きたい』と言わなかったのに、突然『トイレに行きたい』と言い始めた」とか「歩くのが遅い」とか、はたから見ていると「そんなに怒ることでもないのでは……?」と思ってしまうようなものです。 突然お腹が痛くなることがよくある私は、今まさに腹痛や強烈な尿意で苦しんでいるかもしれない子どもに同情してしまい、お母さんに「すぐ近くにトイレがあるので連れて行ってあげてください」と話しかけようと思い立ちました。しかしその直後、鬼の形相で「さっき聞いたときに何で言わなかったの!?