12月16日に投票が行なわれる総選挙の焦点は第3極の動向だが、これに頭を抱えているのがNHKだ。党首討論番組に関わるスタッフが明かす。 「討論番組ではすべての党に公平に時間を割り振らなければならない。1人の発言を1分にしても、1時間番組では質問を4回しかできない。これでは討論になりません」 第3極ブームの中、日本維新の会、みどりの風など、続々と政党要件(国会議員5人以上)を満たす新党が誕生したため、国政政党は実に14を数えた。順番に1分ずつ喋るとなれば、司会者の質問さえままならない。 「これ以上政党が増えたら番組が破綻する。民放なら小政党の発言時間を短縮することもできるが、公共放送では無理ですし、番組の時間そのものを拡大しなければならなくなる」(同前) 法律で放送が義務づけられている政見放送も大変だ。比例区の場合、各党1回9分の枠が与えられ、名簿登載人数に応じて公示期間に2~8回の放送を行
若くして日本の卓球界を担う稀代の天才プレーヤーは、 ある世界的な“不正行為”の犠牲となり、苦しんできた。 違法な用具を使うことなく、ただ、フェアな条件で戦いたい。 卓球という競技の未来のため、選手生命を賭け、問題提起する。 日の丸を背負って北京、ロンドンと2度の五輪を戦った水谷隼。 Number815号に掲載された勇気ある告発を全文公開します。 僕はこれから、選手生命をかけて卓球界に横行している不正行為と戦っていきたいと思っています。もちろん、アンフェアな状況への憤りがあるからですが、それだけが理由ではありません。このまま不正行為を放置すれば、卓球というスポーツの未来にも暗い影を落としていくという危惧が心の底にあるからです。 「補助剤」をラバーの裏側に塗ることで、大きく変わる打球の質。 卓球をしている人なら「補助剤」、英語で「ブースター」と呼ばれる液体のことは聞いたことがあると思います。そ
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