功名心にかられたメジャーかぶれな老人の、素人考えな思いつきに振り回されるのはもうたくさんだ!! 日本プロ野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(71)は12日、ひそかに統一球の仕様を変更していたことについて会見。しかし「知っていれば公表していた」「不祥事とは思っていない」と、責任逃れに終始した。この御仁が推し進めてきたのは、現場無視の“球界改悪”ばかり。自らの不適任も認識できないなら、ファンが「即刻退場」の声を上げるしかない。 駐米大使を長く務めた元外務官僚らしく、加藤コミッショナーは「大リーグに追いつけ、追い越せ」とばかりに、プロ野球の国際化を目指した施策を次々に打ち出した。しかし、どれもが軽佻(けいちょう)浮薄な“ピンぼけ”ばかりだ。 【統一球】 米大リーグの使用球に近い反発力に抑え、2011年から導入したのは国際試合での違和感を減らすため。すべてに自身の名前が刻まれていた。