ブックマーク / blog.goo.ne.jp/viscuit (2)

  • オブジェクト指向の問題点 - ビスケットのあれこれ

    オブジェクト指向プログラミングを神格化するような記事が流れてきたので,僕が知っている問題点について書いてみたいと思います.僕がまだ学生だったころは,オブジェクト指向の評価もまだそれほど定まっていなくて,オブジェクト指向の次はどんなパラダイムが出てくるかとか普通に学生レベルで議論していたものですが,ここまで強大になってしまうとそれを打ち負かそうなんて気にはならないのでしょうか.僕にはオブジェクト指向が普遍的な真理という感じは全然しなくて,ここまで使われてる理由は,現実的なテクノロジーで大きなシステムを作らなければならない必要性のほうを優先した結果であると認識しています.オブジェクト指向がその後の25年ほどもずっと安定してその地位を保てるほど素晴らしいものとは思えないのです. 以下で上げる問題点は,個別に解決している研究はあったりしますし,僕も論文を書いたりしましたけど,実際の言語に導入されて

    オブジェクト指向の問題点 - ビスケットのあれこれ
    amy385
    amy385 2016/05/11
  • 年金番号の流出の話 - ビスケットのあれこれ

    プログラミングから脱線すると色々と言いたくなるという. 年金番号がウイルスにかかって流出してしまって,想定される被害は年金番号の成り済ましが怖いので,流出してしまった人たちに番号を再発行して郵送するとかニュースで言ってました. 実は,僕の学位論文の一部で,オープンシステムにおける名前付けの問題について議論しています.ちゃんと論文にもなっています.そのときの議論の延長線上に今回の年金番号流出もからんでいるので,その話をしましょう. 当時の話題の中心は,インターネットでした.世界のコンピュータにそれぞれ一意の番号をつけて(つまり,全部のコンピュータが違う番号をもっている),その上で,ある番号のコンピュータにメッセージを送りたければ,どうやってそのコンピュータを探すか(ルーティング)という問題を解けば良い,ということにしていました.その後に出てきたIPv6も色々と修正してますが同じです. ルーテ

    年金番号の流出の話 - ビスケットのあれこれ
    amy385
    amy385 2015/06/02
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