こんにちは滝澤です。たまにはapacheネタということで一つ。 Apache HTTP ServerのパラメータチューニングではMaxClientsなどのMPM(マルチ プロセッシング モジュール)関連のディレクティブの設定値を調整することが多いです。本記事ではMPM関連のディレクティブのデフォルト値やディレクティブ間の関係を表にまとめたので紹介します。 注意事項 UNIX系OSにおける説明となります。バージョン2.2系および2.4系の両方について説明します。 関係式においてバージョン2.4系の場合はMaxClientsをMaxRequestWorkersに置き換えて読んでください。 ディレクティブ名には公式サイトのリンクを張っています。公式の説明も確認してください。 デフォルトの欄で括弧付きものはそのディレクティブそのものは設定不可ではあるが、内部的に設定されているデフォルト値を示してい
沢山のアクセスが有った時に、Raspberry Pi4の能力が許す鍵り素早く応答を返すように設定を行います。そのための手段として、Apache2のMPMを使用します。このブログではPHPと相性が良くシステムとして安定性の高いpreforkを採用しています。 プロセスのメモリ使用量の試算や、効果測定の方法が難しく、このページはまだ試行中としています。サーバのアクセス数に適した設定を考える上で、試行している様子もこのページに記載しています。 原理を簡単に説明 Apache2.4に標準でMPM(マルチプロセッシングモジュール)という仕組みが準備されていて、複数のプロセス、スレッドを使って、同時アクセスの効率的な処理と性能を超えるアクセスに対する制限をかける機能を持っています。 MPMには複数の方式(worker,event,prefork)があります。 PHPで開発されているWordPressを
WebサーバーやWebサービスの公開前には、そのサーバーがどの程度のアクセスにまで耐えられるかを事前に調査しておくことが好ましい。本記事では、こういった調査の際によく使われる「Apache Bench」および「Siege」というツールの使い方を紹介する。 サービスの公開前に行っておくべき負荷テスト 昨今では低価格サーバーでも高性能化が進んでおり、静的なページを表示するだけのWebサーバーや比較的負荷の少ない処理を行うようなWebアプリケーションでは、1台のサーバーのみでそれなりの規模のアクセスに耐えられるようになっている。とはいえ、CPUの性能やメモリ容量、ストレージの種類などによってアプリケーションのピーク性能は変動するため、単純にハードウェアの性能や使用するソフトウェアといった情報だけでどの程度までのアクセスを捌けるのかを判断することは難しい。実際、負荷をかけてみたら「想定していたレベ
top コマンドは CPU/メモリの利用状態を全体、および各プロセスごとに確認することができます。 例えば以下のように表示されます。表示は 3 秒ごとに更新されます。 top - 00:47:32 up 2:37, 2 users, load average: 3.01, 1.52, 0.47 Tasks: 118 total, 2 running, 116 sleeping, 0 stopped, 0 zombie %Cpu(s): 12.5 us, 6.9 sy, 0.0 ni, 99.7 id, 0.3 wa, 0.0 hi, 0.0 si, 0.0 st MiB Mem : 3736.1 total, 297.6 free, 235.2 used, 3203.3 buff/cache MiB Swap: 820.0 total, 812.5 free, 7.5 used. 3267
米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは7月5日(現地時間)、SNSアプリ「Threads」の登録者数が、サービス開始から4時間で500万人を突破したと発表した。 開始2時間で200万人を超えており、次の2時間で300万人を積み増したことになる。 Threadsは、TwitterライクなテキストメインのSNSで、Metaが運営する画像SNS「Instagram」と連携して利用できる。日本時間6日午前8時にサービスを開始した。 イーロン・マスク氏が経営権を握ってから運営が不安定になっているTwitterの移行先として期待を浴びている。 関連記事 移住先探す“Twitter難民” 注目浴びる新興SNS、受け入れ体制の現状は Twitterに閲覧制限がかかったことで、他サービスへの移住を検討するユーザーが増えている。一方、当の他サービスはまだ受け入れ体制が整っていないところも多い。本記事では新
無償のLinuxディストリビューションとして人気がある「CentOS Linux 7(CentOS 7)」。そのコミュニティーサポートが2024年6月30日で終了する。直接的な後継製品はなく、利用企業は何らかの移行作業が求められる。 CentOS Linux(CentOS)は米レッドハットの商用LinuxディストリビューションであるRed Hat Enterprise Linux(RHEL)を基に作られた。レッドハットはOSS(オープンソースソフトウエア)のライセンスに基づき、RHELのソースコードを公開してきた。その公開されたソースコードを使い、レッドハットの商標などの要素を除いて再構成したものがCentOSである。 そのためCentOSは「RHEL互換OS」などと呼ばれる。レッドハットの有償サポートは受けられないが、RHELとほぼ同等の機能を備える。開発元はCentOSのコミュニティー
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