昨年10月にGoogleが買収したモバイル向けバックエンドサービスの「Firebase」は、モバイルデバイス間でリアルタイムにデータ同期を実現する特長、ユーザー認証機能などを備えています。 Firebaseを利用すると、あるモバイルデバイスで書き込まれたデータはバックエンドデータベースに保存されると同時に、リアルタイムで別のモバイルデバイスへも反映されます。複数人で書き込むチャットやソーシャルメディアのようなアプリケーションを簡単に構築できます。
昨年10月にGoogleが買収したモバイル向けバックエンドサービスの「Firebase」は、モバイルデバイス間でリアルタイムにデータ同期を実現する特長、ユーザー認証機能などを備えています。 Firebaseを利用すると、あるモバイルデバイスで書き込まれたデータはバックエンドデータベースに保存されると同時に、リアルタイムで別のモバイルデバイスへも反映されます。複数人で書き込むチャットやソーシャルメディアのようなアプリケーションを簡単に構築できます。
GitHub、Gitで画像や動画など大容量ファイルを扱える「Git LFS」(Git Large File Storage)正式リリース GitHubは10月1日(日本時間10月2日早朝)、サンフランシスコで同社初の大型プライベートイベント「GitHub Universe」を開催しています。 その基調講演にて同社CEOのChris Wanstrath氏は、画像や動画、音声といった大容量のファイルをGitワークフローで扱えるGitエクステンション「Git LFS」(Git Large File Storage)の正式提供を発表しました。 Gitはそもそもテキストファイルのコードを扱うことを前提にして差分や圧縮などの操作を行うように作られているため、デザイナやクリエイタなどが扱う画像や動画のような大容量ファイルの扱いは苦手でした。 Git LFSはGitの中に大容量ファイルへのテキストポインタ
20億行のコードを保存し、毎日4万5000回のコミットを発行しているGoogleが、単一のリポジトリで全社のソースコードを管理している理由 Googleは検索サービスやGoogle Apps、Google Cloud Platformなど巨大なサービスを多数運営しています。その同社は、20億行にもおよぶソースコードの管理をサービスやプロジェクトごとに分けず、すべて単一のリポジトリで管理しているそうです。 先週9月14日にサンノゼで開催されたイベント「@Scale」で、Googleによるセッション「The Motivation for a Monolithic Codebase: Why Google Stores Billions of Lines of Code in a Single Repsitory」(単一コードベースへの取り組み:なぜGoogleは単一リポジトリに数十億行ものコー
IBMは、Node.jsのソフトウェアベンダであるStrongloopを買収。その発表の中で、Node.jsをエンタープライズ向けミドルウェアとして重視することを次のように明らかにしました。 IBM has identified Node.js as an important part of the future of enterprise middleware and StrongLoop’s technology and expertise as pivotal to their strategy to help companies fully unlock the value of their existing IT investments and legacy data with APIs. IBMはNode.jsを将来のエンタープライズ向けミドルウェアの一部として重視している。そ
新ストレージサービス「Amazon Elastic File System」(Amazon EFS)登場。NFSでマウント、ファイル容量にあわせて自動的にキャパシティが増減しプロビジョニング不要 Amazon EFSは、Amazon EC2からNFSv4でマウントして利用するストレージサービスです。あらかじめ容量を決めてプロビジョニングする必要がなく、保存するファイルの大きさに対して自動的にキャパシティが増減していくのが特長。 また、同時に数千もの同時接続にも対応するスケーラビリティを備えていると説明されています。 自動的にキャパシティが増減、保存データの冗長性も Amazon EFSは通常のNFSサーバと同じように振る舞うため、既存のアプリケーションは何も書き換える必要なくそのまま利用可能。フルマネージドサービスのため運用の手間は必要なく、前述のように保存されたファイルの大きさに応じて自
YouTubeがMySQLをスケールアウトする「Vitess」をオープンソースで公開。Kubernetesに対応 Google Cloud Platformのブログに投稿された記事「Scaling MySQL in the cloud with Vitess and Kubernetes」で、Vitessは次のように説明されています。 At YouTube, we went on that journey as we scaled our MySQL deployment, which today handles the metadata for billions of daily video views and 300 hours of new video uploads per minute. To do this, we developed the Vitess platform,
NTTとNTTデータは、オープンソースで開発されているHadoopのプログラムを書き換える権限を持つコミッタに、同社の社員3名が就任したと発表しました。 Hadoopのコミッタに就任した3人。左から、NTTデータ 基盤システム事業本部 鯵坂明氏、NTT ソフトウェアイノベーショ ンセンタ 小沢健史氏、NTTデータ 基盤システム事業本部 岩崎正剛氏 Hadoopのコミッタに日本企業の従業員が就任するのは初めて。NTTデータは2008年からHadoopに取り組みを開始しておりオープンソースへの貢献にも積極的で、Hadoopへの貢献度をコードの行数で集計すると、2014年の上半期はHortonworks、Cloudera、Yahoo!に次いで4位とのこと。 こうした貢献が評価され、Hadoopのオープンソースコミュニティを運営するThe Hadoop Project Management Com
NoSQLデータベースの1つでドキュメント指向データベースとして知られるMongoDBが、高性能のデータベースエンジンを提供するWiredTigerの買収を発表しました。 WiredTigerはマルチコアとメモリを活用することで高い並列性によるスケーラビリティと高性能を追求したデータベースエンジン。安定して低いレイテンシーと高いスループットを実現すると説明されています。 開発チームは、キーバリュー型データベースとして広く知られるBerkeley DBのアーキテクトだったエンジニア達。 Their latest effort, WiredTiger, is an open source storage engine that powers many high-performance systems, including services at Amazon. WiredTiger lever
Amazon EC2は9月末、その内部で使用しているXenハイパーバイザのセキュリティリスクに対処するため、全インスタンスの約10%にあたるインスタンスに対して段階的にリブートを行うメンテナンスを実行していました。 リブートをユーザーが回避する手段はなく、AWSから事前に通知を受けたユーザーはリブートによってデータを失ったりシステムがダウンしたりしないように、何らかの処置をする必要がありました。 AWS上で大規模なシステムを運用しつつもこのメンテナンスリブートを難なく乗り切ったのが、米国で動画配信サービスなどを運用するNetflixです。その理由は同社が開発したChaos Monkeyというツールにありました。 同社のブログにポストされた記事「A State of Xen - Chaos Monkey & Cassandra」で、その顛末が紹介されています。 Chaos Monkeyによっ
オープンソースの仮想スイッチ「Open vSwitch」がHyper-Vへ移植。ベータ版をCloudbaseが公開 仮想スイッチソフトウェアとしてもっとも知られるOpen vSwitchがHyper-Vへ移植され、ベータ版が公開されました。公開したのはCloudbase Solutionsです。 Open vSwitchはOpenFlowなどに対応したオープンソースの仮想スイッチソフトウェアとして2012年からLinuxのメインラインに統合されています。Software-Defined Networkを実現するソフトウェアコンポーネントとして注目され、実際にさまざまな製品に組み込まれ、使われ始めています。 これまでOpen vSwitchの対応プラットフォームとして利用できたのはXenServerやKVMなどでしたが、CloudbaseがHyper-V対応版をオープンソースとして開発し、ベ
[速報]Docker Hub発表。ビルド、テスト、デプロイの自動化、Dockerイメージの管理など。Dockerのプラットフォーム化を推進 Dockerの開発元であるDocker社は、Docker 1.0の発表とともに、Dockerを基盤としたアプリケーションの開発、配布、実行のための一連の機能を備えたサービス「Docker Hub」を発表しました。 関連:[速報]コンテナ型仮想化のDocker 1.0がリリース。Dockerはコンテナエンジンからプラットフォームになると宣言 Docker Hubは、GitHubやBitbucketなどのソースコード管理ツールと連係して自動的にコードをビルドする機能や、AmazonクラウドのAWS Elastic BeansTalkやGoogle Compute Engine、Rackspace、Red HatのOSなどと連係してアプリケーションをデプロイ
Google Cloud Platform担当のシニアスタッフソフトウェアエンジニア Joe Beda氏が先週公開したスライド「Containers At Scale」は、「Everything at Google runs in a container」(Googleでは全部をコンテナで実行している)と説明するページがあります。Everythingがわざわざ太字で強調されています。 つまり私たちが利用するGoogleのすべてのサービスも、Googleの社内で使われているツールもすべて、すでにGoogleではDockerのようなコンテナ型仮想化技術の上で実行されているということのようです。 「We start over 2billion containers per week.」(私たちは毎週20億個以上のコンテナを起動している)とも書いてあり、Google内部ではすさまじい数のコンテナが
Immutable Infrastructureはアプリケーションのアーキテクチャを変えていく、伊藤直也氏(前編) 仮想化やクラウドを基盤とした新しいインフラの考え方である「Immutable Infrastructure」が注目されています。3月25日、このImmutable Infrastructureをテーマに渋谷のDeNAオフィス大会議室で開催された勉強会「Immutable Infrastructure Conference #1」は、150人の定員に400人以上が申し込む人気ぶりでした。 これまでのImmutable Infrastructureに関する議論はおもにデプロイなど運用とインフラ周りの話題が中心でしたが、最初のセッションで登壇した伊藤直也氏は、Immutable Infrastructureが結果的にアプリケーションアーキテクチャにも大きな影響を与えるため、アプリケ
ソースコードの自動生成やカスタマイズ、ビジュアルプログラミングなど、スクラッチからプログラミングにより開発するよりも短期間で容易にシステム開発を実現するツールや開発手法を持つベンダが13社集まり、「超高速開発コミュニティ」を結成しました。 コミュニティが目指すのは、ユーザーに対してこれら「超高速開発」を名乗るツールの浸透をはかり、使ってもらうこと。「ユーザー企業がITをベンダに丸投げするシステム開発から脱却する道筋が描けるのではないかと期待している」(コミュニティ会長の関隆明氏)。また、これまでシステム開発に参入していなかった上流プロセスのコンサルタントがシステム開発に参入することなども期待しているとのこと。 コミュニティはこれからユーザー企業の参加を積極的に呼びかけ、当面200社の参加が目標。超高速開発を自社の強みにしたいと考えるSIerなどの参加も想定しています。 活動として予定されて
日本でも選挙活動にインターネットを利用するという議論が始まっていますが、世界でもっとも大規模にインターネットを利用して選挙活動が行われたのが、昨年の米大統領選挙です。 その選挙戦を勝ち抜いたオバマ大統領のチーム「Obama for America」が、どのような選挙キャンペーンシステムを構築したのか。3月15日に都内で行われたAmazonクラウドのイベント「JAWS DAYS 2013」で、語られました。 そこでは、過去の選挙データやソーシャルメディアなどを元に有権者の動向を徹底的に分析し、テレビCMの打ち方からボランティアの働き方まであらゆるものを最適化する大規模なシステムをいかに構築したのか。そして、大規模システムでクラウドを活用するとはどういうことか、ということを学ぶ絶好のサンプルになっています。 国内でこのシステムの舞台裏がこれほど詳しく紹介されることは初めてのはずです。講演の内容
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く