『ピープルウエア』『プログラミングの心理学』『デスマーチ』――ドッグイヤーと言われ技術革新の速いコンピュータ業界にあって、エンジニアに愛され10年、20年、さらにそれ以上と読み継がれてきた本たち。1980年代以降、ソフトウエア開発が大規模化し、工程管理を中心したプロジェクト管理が注目されるなかで、プロジェクトを担う「人」の問題に鋭く切り込んだこれらの本は、技術だけでは解決できない、今なお我々が克服していかなければならない課題と解決の道筋を示してくれます。 ニューヨークとロンドンに拠点を置くコンサルタント会社アトランティック・システムズ・ギルド社共同経営者。1980年代に構造化手法の提唱し、構造化手法の一時代を牽引する。プロジェクトマネジャーの重要性に早くから着目し、さまざまな切り口でプロジェクトマネジメント本を執筆する。 ピープルウエア 第2版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵 トム・デマル