現在のインターネット検索は、キーワードをベースとしている。だが、長い検索結果リストにうんざりしたり、リストの中から探している情報を得られなかった経験も多いだろう。自然言語とセマンティックを用いた検索技術を開発するベンチャー企業Q-go(オランダ)は、Webが人間のようになる時代が来ると信じている。同社のCEO、Marcel Smit氏に話を聞いた。 Q-go CEOのMarcel Smit氏 --Q-goについて教えてください。 創業は1999年です。検索エンジン開発を目的として設立しましたが、2000年に方針を転換しました。大企業サイトで情報を探しにくいという問題があることに気がつき、この分野にとりくむべく戦略を変えました。そして、このころに獲得した新しい資金を利用して、さまざまな国のコンピュータ言語学者と協業し、言語学的なアルゴリズムをソフトウェアプラットフォームに組み込みました。 た