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ブックマーク / wiredvision.jp (114)

  • 新世代のエネルギー技術を開発する米企業9選 | WIRED VISION

    前の記事 「ビンラディン襲撃リアルタイム視聴」の写真(動画) 新世代のエネルギー技術を開発する米企業9選 2011年5月 5日 環境 コメント: トラックバック (0) フィード環境 Alexis Madrigal [この記事は、2010年3月30日に掲載された記事を再編集したものです] 米Google社の公共事業部門Google.orgなどの支援を受けている米BrightSource社が、イスラエルに建設した太陽熱発電のデモ工場(日語版記事)。写真で遠くに見える塔は約55メートルの高さ。1600枚の鏡に囲まれており、これらの鏡が、塔の頂上にある産業用ボイラーに太陽光線を集光する。ほかに米Ausra社もカリフォルニア州にパイロットプラントを建設したほか、スペインのAbengoa Solar社は、アリゾナ州フェニックスから約110キロメートルの郊外に、発電容量280メガワットという世界最大

  • 実際に制作された「メビウスの歯車」 | WIRED VISION

    前の記事 『iPhone』をレトロなカメラに変える竹製ケース 「ネット禁断症状」の実態調査:10カ国の違いは 次の記事 実際に制作された「メビウスの歯車」 2011年4月 8日 サイエンス・テクノロジーデザイン コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーデザイン Charlie Sorrel じっと見ていると頭が爆発するはずだ。Photo: Berkeley Robotics この「メビウスの歯車」はあまりにも非現実的で、表現することはほとんど不可能だ。 この作品は「帯の片側にしか歯が付いていない歯車」であり、カリフォルニア大学バークリー校でロボット工学を専攻する学生のAaron Hoover氏が、さまざまな3D印刷技術を駆使して制作したものだ。Hoover氏は、このような歯車が実際に動くところのアニメーションを描こうと苦労した結果、このギアを実際に作ることが可能

  • 超低消費電力を実現できるか? 「板バネ」ナノマシンコンピュータ(1) | WIRED VISION

    超低消費電力を実現できるか? 「板バネ」ナノマシンコンピュータ(1) 2011年3月24日 環境サイエンス・テクノロジーIT コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジーIT 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) ネットワークの進歩に伴って、処理すべき情報量はすさまじい勢いで増大している。これに対応して半導体分野では、従来のトランジスタとはまったく異なる原理を用いた低消費電力素子の研究発表が相次ぐ。そうした中、NTT先端技術総合研究所が発表したのは、なんとナノサイズの「板バネ」を用いてデジタル演算を行う手法。研究のリーダーである山口浩司博士に研究内容をうかがった。 脚光を浴びるようになってきた機械式演算素子 NTT先端技術総合研究所が開発した「板バネ」素子の電子顕微鏡写真。中央部が板バネで、その両端に電極が付いている。 ──ナノサイズの

    anaking
    anaking 2011/03/24
    板バネを振動させて論理演算を行う手法
  • オーランチオキトリウムが、日本を産油国にする(1) | WIRED VISION

    オーランチオキトリウムが、日を産油国にする(1) 2011年2月25日 環境サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジー 1/4 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 2010年12月、「オーランチオキトリウム」という聞き慣れない生物が新聞やネットのニュースで大きな話題を呼んだ。これは、オイルを作る藻類の一種で、従来よりも10倍以上高いオイル生産能力を持つという。バイオ燃料はいったいどこまで実用化に近づいているのか? バイオ燃料を長年研究してきた、筑波大学大学院の渡邉信教授にうかがった。 燃料としてそのまま使えるオイルを作る「オーランチオキトリウム」 オーランチオキトリウムは、ラビリンチュラという従属栄養生物の一種。光合成はせず、有機物をエサとして取り入れる。 ──オイル生産効率の高い藻類「オーランチオキトリウム」の

  • 中国が開発する「クリーンな新型トリウム原発」とは | WIRED VISION

    前の記事 世界の「未接触な人々」:画像ギャラリー 中国が開発する「クリーンな新型トリウム原発」とは 2011年2月16日 環境 コメント: トラックバック (0) フィード環境 Richard Martin 米国イリノイ州Byronにある原発。Photo;Doug Bowman/Flickr)/サイトトップの画像はWikimedia(チェコのDukovany原発) 中国はこのほど公式に、トリウムを燃料とする溶融塩原子炉(MSR)の開発計画に着手したことを発表した。これは、同国が主要なエネルギー源を原子力に移行するための重要なステップとなりえる動きだ。 このプロジェクトは、上海で1月下旬に開催された中国科学院[中国におけるハイテク総合研究と自然科学の最高研究機関であり、国務院の直属事業単位]の年次総会で発表されたもので、1月26日(現地時間)に中国の新聞『文汇报』の電子版が報じた。 現在では

  • 「コンテンツ大量生産」のDemand Media社、IPOに成功 | WIRED VISION

    前の記事 空き缶で「太陽の1年」を撮影 「机と椅子」に早変わりするノートパソコン・バッグ 次の記事 「コンテンツ大量生産」のDemand Media社、IPOに成功 2011年1月27日 経済・ビジネスメディア コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネスメディア Sam Gustin 米Demand Media社は26日(米国時間)、株式を公開した。利益を一切生み出していないにもかかわらず、同社の株価は売り出し価格から33%値を上げた。 IPOの主引受会社は米Goldman Sachs社だった。ニューヨーク株式市場にDMDというティッカーシンボルで初めて登場。株価は25ドルでも取引されたが、終値は22.65ドルで、売り出し価格から5.65ドル(33.24%)上昇した。 Demand Media社のIPOは、今後2年間で行なわれるとして注目されているIPOの最初だった。その中

  • 臭いアンモニアから、明るい未来が見えてくる(1) | WIRED VISION

    臭いアンモニアから、明るい未来が見えてくる(1) 2011年1月28日 環境サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジー 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 強烈な刺激臭のするアンモニアは、実は世界にとって極めて重要な物質だ。空気中の窒素からアンモニア、アンモニアから化学肥料を作れるようになったことで、世界の料生産能力は爆発的に増大した。そして今、東京大学の西林仁昭准教授らは、低エネルギーでアンモニアを合成する新しい手法を開発している。これが実現すれば、アンモニアをエネルギー源とした循環型社会を作ることも夢ではないという。 世界のエネルギーの数パーセントは、アンモニアを作るために使われている 畑などに咲いているレンゲソウ。マメ科植物の根には根粒菌が共生しており、根粒菌の持つニトロゲナーゼの作用で、窒素をアン

  • 20年前の資金集め:ウェブが始まった日 | WIRED VISION

    前の記事 まるでスパコン:Windows7搭載の「iPad」 「子供が最も欲しい物はiPad」:Apple歳末商戦を独走 次の記事 20年前の資金集め:ウェブが始まった日 2010年11月30日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Michael Calore Robert Cailliau氏による、オリジナルのロゴ 今から20年前、1990年11月12日、『CERN』(欧州原子核共同研究機関)のデータ処理部門に勤務していた2人のエンジニアが、研究プロジェクトに対する資金提供を要求した。この研究プロジェクトから、ワールド・ワイド・ウェブは生まれたのだ。 この提案書は、Tim Berners-Lee(ティム・バーナーズ=リー)氏とRobert Cailliau(ロバート・カイリュー)氏が提出したもので、自分たちが何を構築したいのか、どのようなリソースが必要になるのかが記さ

  • 電力消費なし、レアアースなしの、超高密度ハードディスクが実現できる?(1)

    電力消費なし、レアアースなしの、超高密度ハードディスクが実現できる?(1) 2010年12月24日 環境サイエンス・テクノロジーIT コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジーIT 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) コイルに電流を流し、生じた磁場で磁石の向きを変化させて情報を記録する。それがハードディスクの基原理だ。しかし、千葉大学の山田豊和准教授らは、電圧をかけるだけで鉄ナノ磁石の方向を変えることに成功。これを応用すれば、電力を消費せず、レアアースも不要、そして超高密度の記憶媒体が実現できる可能性があるという。 電圧をかけるだけで、磁石の向きが変わった! 走査トンネル顕微鏡によって、磁石の特性をナノスケールレベルで観察できる。 ──「冷たいパソコン」を作れるかもしれないとおっしゃってますね。これはいったいどういうことでしょう?

    anaking
    anaking 2010/12/24
  • 「情報中毒」と「好奇心のパラドックス」 | WIRED VISION

    前の記事 どのタブレットを選ぶか:購入時のチェック点 「情報中毒」と「好奇心のパラドックス」 2010年11月30日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia われわれはなぜ、日曜日にもメールを頻繁にチェックし、Facebookのようなソーシャルサイトを1日に100回もチェックせずにいられないのだろうか? 新しい事実を知ることがなぜ喜びになるのだろうか。脳にとっては、情報もまた報酬刺激、すなわち神経伝達物質[この場合はドーパミン]の放出をもたらす興奮性の刺激の1つだからだ。 以下、情報は中毒になるということを論じた、Slateのコラム(筆者はEmily Yoffe氏)から引用しよう。 「ドーパミン神経系は、飽きるということを知らない」と、ミシガン大学の心理学教授、Kent Berrid

  • 生命は宇宙から「情報」として到来:新説 | WIRED VISION

    前の記事 企業が「人の顔」を持つべき心理学的理由 生命は宇宙から「情報」として到来:新説 2010年11月15日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman 透過型電子顕微鏡でとらえたインフルエンザ・ウイルス(染色されている)。Flickr/kat m research 地球上の生命は、地球外のウイルスの残骸から生じたものなのかもしれない――つまり、死んではいるけれども、新しい生命を生み出すのに十分な情報は含んでいたウイルスから。 一部の科学者たちは、以前から、生命は宇宙から地球にやって来た可能性があると考えてきた。パンスペルミア説と呼ばれる学説であり、例えばウイリアム・トムソン(ケルヴィン卿)は1870年代に、微生物が彗星か小惑星に乗って地球にやってきた可能性があると示唆した。[パンスペルミア説(胚種広布説)

  • 「宇宙ホログラム説」、超高精度の時計で検証へ | WIRED VISION

    前の記事 モバイル・ネットワークとEVを統合、日産の新コンセプト 「宇宙ホログラム説」、超高精度の時計で検証へ 2010年11月 4日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Dave Mosher われわれの存在は、超高解像度の3D映像のようなものであり、有限の帯域幅で「コーディング」することが可能なのかもしれない。そして、われわれの愛するおなじみの3次元は、2次元での情報をホログラムのように投影したものにすぎないのかもしれない。 この仮説[「宇宙のホログラフィック原理」]を検証するべく、100万ドルを投じた実験が行なわれようとしている。米国イリノイ州にある米フェルミ国立加速器研究所で実験設備が建設中であり、来年中に、世界最高精度の「時計」を2台用いた実験が行なわれる予定だ。 フェルミ研究所の素粒子宇宙物理学者Craig Hogan

  • タッチ画面に精密な線が描けるスタイラス(動画) | WIRED VISION

    前の記事 「極寒の地」:読者写真コンテスト 『iOS』アップグレードで性能低下:集団訴訟 次の記事 タッチ画面に精密な線が描けるスタイラス(動画) 2010年11月 4日 デザイン コメント: トラックバック (0) フィードデザイン Tim Carmody 『oStylus』は、ユニークなタッチスクリーン用スタイラスだ。先端部はペン先のようではなく、丸いワッシャー(座金)のような形になっている。指の動きを模倣しつつ、指先でタッチしている箇所が隠れてしまうことがないような仕組みになっているのだ。 このスタイラスは、カナダ在住の宝石師・彫刻家Andrew Gos氏が制作した。宝石師は、原石に精密な細工ができるよう、特別な道具を使う。oStylusの場合、「o」の形はステンレス・スチールでできており、接触面はビニール・コーティングされている。チタンのワイヤーでアルミニウム・ハンドルにつながって

  • 競合する2社の外骨格スーツ(動画) | WIRED VISION

    前の記事 iPhoneをライカに変える保護フィルム Apple社、RIMを抜いて4位に。ソニエリ脱落 次の記事 競合する2社の外骨格スーツ(動画) 2010年11月 1日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Spencer Ackerman 今週ワシントンDCで開催されたAssociation of the U.S. Army(AUSA)のカンファレンスでは、無人機や無人操縦式のロボット火器、ヘリコプター、装甲車等が鳴り物入りで宣伝された。その中に、重さ82ポンド(約37キロ)の油圧式外骨格を装着して歩き回る男たちもいた。 米Lockheed Martin社の外骨格スーツ『Human Universal Load Carrier』(HULC)は、重さ200ポンド(約90キロ)の荷物を運べる耐荷重構造の装具だ。重い装具を装着しても、

  • 驚きの太陽画像、その撮影方法 | WIRED VISION

    前の記事 「毛沢東」がコピーされる中国:ギャラリー 驚きの太陽画像、その撮影方法 2010年11月 1日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman インターネット上で評判になっている太陽画像がある。Wired.comでは、その写真を撮影したアマチュア天体写真家に話を聞いた。 この写真は、ニューヨーク州バッファローのダウンタウンに住む天体写真愛好家、Alan Friedman氏が10月20日(米国時間)に、自宅にある望遠鏡で撮影したものだ。街の灯りが強いため、星雲や銀河などの撮影は難しいが、太陽は、大気が安定しているかぎり撮影しやすいのだという。 同氏は、「小さな巨人」(Little Big Man)と名付けられた自宅の望遠鏡でこの写真を撮影した。Little Big Manは小型ながら強力だ。光を集める開口部

  • 何でもつかめて操作できる、新発想のロボット(動画) | WIRED VISION

    前の記事 「5000万年前の昆虫」700種以上を発見 何でもつかめて操作できる、新発想のロボット(動画) 2010年10月27日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Laura Sanders Video:Vimeo.com/John Amend 指は無いのに、どのような形でもつかむことができるうえ、水を注ぐ、ペンで書くなどの動作もできるロボットが発表された。全く新しい発想で作られている。 動画にあるシンプルなロボットは、コーヒーかすと電気掃除機で作られているが、コーヒーかすに限らず、クスクス[小麦粉から作る粒状の粉]や砂といった他の粒子も利用できると、研究チームの一員であるシカゴ大学のEric Brown氏は述べる。研究論文は、オンライン版の『Proceedings of the National Academy of Sci

  • 電池不要の「紙」端末が作るセンサーネットワーク(1) | WIRED VISION

    電池不要の「紙」端末が作るセンサーネットワーク(1) 2010年10月29日 環境サイエンス・テクノロジーデザイン コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジーデザイン 1/5 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 多数のセンサー付き端末を身の回りに配置して、コンピュータが人の生活を支援する「センサーネットワーク」。20世紀末から提唱されるようになったセンサーネットワークは、未だ構想の域を出ていない。だが、電池レスで動作する「紙」アンテナ/センサーが登場したことで、センサーネットワークも実用化の可能性が見えてきた。東京大学大学院 情報理工学系研究科の川原圭博博士に、研究の現状をお聞きした。 センサーネットワークの難点は、電池交換にあった ジョージア工科大学が開発した「紙」アンテナとセンサー。 ──電波を受けて動作し、電池を必要としないセンサーシ

  • 間違った未来、新交通システム(その1) 新交通システムは軽便鉄道である | WIRED VISION

    間違った未来、新交通システム(その1) 新交通システムは軽便鉄道である 2010年3月24日 環境社会デザイン コメント: トラックバック (0) フィード環境社会デザイン (これまでの 松浦晋也の「モビリティ・ビジョン」はこちら) 前回取り上げたモノレールは、やはり多くの人が関心を抱いているようで、様々な反応を頂いた。その中にはいくつか内部告発的なものもあり、「某第三セクターモノレールでは、天下りの幹部が民間から来た部下の策定した増収策をことごとく却下した」だとか、別の第三セクターでは「毎日、出勤しては新聞だけ読んでいる天下り重役が部下のやる気を削いでいる」といった話が届いている。 裏付けが取れないので固有名詞は出さないが、「やっぱりなあ」という印象だ。 行政と経営は必要とされる才覚が異なる。才覚を必要とする職に、才覚を持っていない者を押し込んでも、事態は悪化するだけである。 どの第

  • 新世代のエネルギー技術を開発する米企業9選(1/9) | WIRED VISION

    新世代のエネルギー技術を開発する米企業9選(1/9) 2010年3月30日 コメント: トラックバック (0) 凧や飛行船による飛行発電 米Makani Power社は、複数の大きな凧を高高度に係留して、上空のより優れた風力資源を利用したいと考えている。 途方もないアイデアに思えるが、米Google社はすでに1500万ドルを同社に投資している。 [Makani社以外にも多数の企業が、凧などを使った「飛行発電」技術を開発している(日語版記事)。トップ画像は、リンク先で紹介されている、米Magenn社の発電用飛行船] ギャラリー扉ページへ

  • コケが重金属廃水を浄化する(1) | WIRED VISION

    コケが重金属廃水を浄化する(1) 2010年9月24日 環境サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィード環境サイエンス・テクノロジー 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 生物の持てる力を環境技術に活用しようという動きが広まっている。独立行政法人理化学研究所と、DOWAグループが共同で開発しているのは、コケを利用した重金属廃水処理システム。工業原料以上の鉛蓄積能力を備えたヒョウタンゴケが見つかったことで、事業化も展望に入ってきた。研究とビジネス展開について、理化学研究所の井藤賀操博士、榊原均博士、DOWAテクノロジーの中塚清次博士、川上智博士にうかがった。 鉛だけを取り入れるコケが見つかった! 野山で観察されるヒョウタンゴケの茎葉体。なお、浄水装置に使われるのは糸状の原糸体である。(写真:James K. Lindsey) ──重金属を含