「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」などのアニメ-ション映画で知られる、スタジオジブリの歩みをおよそ3000点の資料を基に振り返る展覧会が、7日から東京都内で始まります。 会場には、スタジオジブリがこれまでに手がけた25の作品の絵コンテやポスターなどおよそ3000点が展示され、作品の制作過程の裏側をうかがい知ることができます。 このうち映画「もののけ姫」については、宮崎駿監督が構想の初期段階に主人公をイメージして描いた絵をまとめた絵本のほか、原稿用紙に記した企画書や手書きの原画など、これまで未公開だった資料が展示されています。 また、「空とぶ機械達展」と名付けられたコーナーには、「天空の城ラピュタ」の冒頭のシーンをイメージした幅6メートル、高さ2.5メートルの巨大な動く船の模型などが展示され、映画の壮大な世界観が再現されています。 スタジオジブリの野中晋輔制作業務部長は「制作の裏側を知