共通課題対処で「世界政府」を 元マレーシア首相が提唱 2023年05月24日20時32分配信 記者会見するマレーシアのマハティール元首相=24日、東京都千代田区 マレーシアのマハティール元首相(97)は24日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、新型コロナウイルスや気候変動、移民問題といった各国共通の問題に対処するため「世界政府」をつくるべきだと訴えた。その背景として、国連が安全保障理事会の常任理事国の拒否権行使により機能不全に陥っていることを挙げた。 マハティール氏、執筆生活へ 97歳、総選挙で落選―マレーシア マハティール氏は「民主的組織ではない」と国連を批判。「世界政府」について、先進国や大国主導ではなく、全ての国に発言権があり、「世界各国に適用される国際法」に基づき拘束力を伴う決定ができる組織だと説明した。 21日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に関しては、「
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