Colin Holland:Embedded Europe、翻訳 大山博、編集 EE Times Japan 米MontaVista Software(モンタビスタ)社は、コールド・ブートを開始してから完全に操作可能な状態になるまでの時間がわずか1秒という組み込みLinuxを開発した。いわゆるハイバネーション技術ではなく、電源供給が絶たれた状態のコンピューターに電源を入れて起動している。 今回の成果は、2009年7月14~16日に開催された「Virtual Freescale Technology Forum」で発表したものである。同社は、組み込みLinuxの性能が新たなレベルに達したと主張する。 デモで公開されたアプリケーション・ソフトウエアは、ダッシュボード(計器板)用であり、MontaVista Software社の「Professional Edition Linux」を米Free