愛知県豊田市の小学5年の女児(11)が12日深夜からいなくなる事件があり、県警は14日、長野市南高田2丁目、会社員吉田拓未(たくみ)容疑者(20)を未成年者誘拐の疑いで現行犯逮捕し、発表した。2人はインターネットの「チャット」で知り合い、何度もチャットや電話でやり取りをしていた。吉田容疑者は「小さい女の子が好きだった」と容疑を認めているという。 県警によると、吉田容疑者は12日午後11時半から14日午前4時ごろまでの間、豊田市の自宅にいた女児を誘い出して長野市まで連れ回して誘拐した疑いがある。女児は吉田容疑者の自宅で保護され、けがはなかった。 豊田市に遊びに来ていた吉田容疑者がチャットで女児に「遊びに行くか」と誘い、電車で長野市へ向かった。女児がいなくなったことに気づいた母親が13日夜に110番通報。女児の携帯電話の履歴から吉田容疑者が浮かんだ。