JR芸備線沿線にある広島、三次、庄原、安芸高田の4市でつくる芸備線対策協議会は21日、地元の農作物や特産品を販売する「芸備線マルシェ」を広島市南区の広島駅新幹線口ペデストリアンデッキで開いた。沿線地域の魅力発信と芸備線の利用促進を狙い、初めて企画した。 沿線の名所・食紹介 広島など4市、冊子作り無料配布 ▽今後の開催も検討 協議会長の福岡誠志・三次市長たち関係者約30人が約100品目の地元産品を携え、午前の芸備線の列車で広島駅に到着。県立広島商業高の生徒の協力も得て、無農薬栽培の野菜や餅、蜂蜜などを即売した。家族連れたちが買い求め、狩留家なすや洋酒ケーキなどが人気を集めた。